始まりも終わりもない
13/12/14(土)
シアター・イメージフォーラムにて公開
人間の生と死の本質を、舞踊家・田中泯の舞で綴る
『女囚さそり』など知られる伊藤俊也監督が、世界を舞台に活動を続ける舞踊家・田中泯とタッグ組み、監督歴40年の節目に放った異色作。生を受けて最期は死で終わる“人の一生“をテーマに、そこには“始まりも終わりもない“という無常観を田中の舞で表現してゆく。東京大空襲の日に生を受けた田中の深い説得力を帯びた舞が観る者を熱くする。
かつて『犬神の悪霊』という映画で田中と仕事をした伊藤監督は、劇映画の中に舞踊家・田中泯を採り込み、生まれて死ぬだけの人間という存在には“始まりも終わりもない“というテーマで映画を撮ることを発案。哲学的で詩的な物語を、幻想的な田中の舞で紡ぐ。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内