森のカフェ

森に迷い込んだ哲学研究者が不思議な女性と遭遇

映画興行など裏方を経て『見えないほどの遠くの空を』でデビューを飾った榎本憲男の監督第2作。論文作成に行き詰った若い哲学研究者が気晴らしで訪れた森で不思議なロマンスを体験する様を描く。主人公の哲学研究者に扮するのは出演作『64－ロクヨン－』の公開も控える管勇毅。本格的な映像作品は初出演となる若井久美子がヒロインを演じる。

論文がどうにも書き上げられない若手の哲学研究者の松岡。完全に行き詰った彼は、気分転換をはかろうと近くの森へ出かける。途中、テーブルでノートを広げると、そこに突然、見知らぬ女性が出現する。彼女に無理やりコーヒーを勧められ、何気なく会話を始める。

すべての写真(12)を見る