日本フィルハーモニー交響楽団 第229回サンデーコンサート
19/11/17(日)
東京芸術劇場 コンサートホール

現代イギリスが誇る人気作曲家ジョン・ラター(1945-)が書いたマニフィカト(聖母マリアの賛歌)を取り上げる。崇高さだけではなく、20世紀の宗教曲らしくポップさも盛り込まれた非常に聴きやすい作品。同じ作曲家がかいたレクイエムと並んで、「私たちの時代」を代表し後年まで残る傑作。指揮には広上淳一、ソプラノにはオペラの分野で大活躍を続けるプリマドンナ砂川涼子、そして日本フィルハーモニー協会合唱団が、高らかにマニフィカトを謳いあげる。前半には第7回仙台国際音楽コンクールのピアノ部門で優勝を果たしたチェ・ヒョンロクをソリストに迎え、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を。次世代を担う若きアーティストの「今」をお聴き逃しなく。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30/ラター:マニフィカト