日光へようこそ Welcome to Nikko
20/7/18(土)~20/8/30(日)
小杉放菴記念日光美術館

ロバート・ウィアー・アラン《陽明門》 1907(明治40)年 小杉放菴記念日光美術館蔵
絢爛な社寺と豊かな自然を擁する日光は、明治時代に訪日外国人に避暑地としての魅力を見出されたことにより、観光地としての道を歩み始める。1999年には、輪王寺・二荒山神社・東照宮、いわゆる二社一寺が世界遺産に登録され、世界的な観光地として知られるようになった。
しかしながら、日光の魅力は二社一寺と奥日光だけにとどまらない。2006年、旧・日光市は今市市・足尾町・藤原町・栗山村と合併し、新しい日光市となった。とりわけ、今市は日光街道の20番目の宿場町として栄え、さらに東照宮へと伸びる杉並木の道があることから、まさに日光への「玄関口」とも言える。
同館は1997年の開館以来、日光の社寺を描いた水彩画、いわゆる「おみやげ絵」をはじめ、近・現代の画家たちが描いた日光の風景画の収集に努め、その結果、約130年間の日光の風景を俯瞰できるコレクションが形成された。
本展は、今市から奥日光までの道中を、同館が所蔵する風景画でたどることにより、日光の魅力により深く迫るものである。
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