夏がはじまる
13/7/20(土)
K's cinemaにて公開
庄内の才能が結集して贈る家族のきずな
山形県発の映画を世に送ろうと設立された庄内キネマ製作委員会の第一作。東京に漠然と憧れながらも、地元の工場でアルバイトをするヒロインが、かつて家族を捨てた母親と再会することで家族のあり方を見つめなおす。山形の鶴岡出身で『ごめん』『あの空をおぼえてる』で知られる冨樫森が監督を務める、地元在住のキャストの瑞々しい演技が光る。
幼い頃に両親が離婚、父親とふたり住まいのななえは、地元の漬物工場で働きながら入院している祖母の面倒を見ている。父のサクランボ農園の経営が苦しくなり、保証人をななえの母親に頼むことに。しかしななえは幼い頃に自分を捨てた母をいまも許せずにいた。
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