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日向坂46、オードリー春日俊彰との相思相愛な関係性 『日向坂で会いましょう』から振り返る

リアルサウンド

20/2/6(木) 7:00

 『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で扱われたことをきっかけに今世間で「春日語」が話題になっている。これは、オードリー・春日俊彰による造語だ。日常的に使っているというこの造語に、視聴者からも大きな注目が集まった。そんな春日語であるが、実はいち早く紹介していたのが日向坂46の冠番組『日向坂で会いましょう』および、けやき坂46時代の前身番組『ひらがな推し』(どちらもテレビ東京)だ。『ひらがな推し』が放送開始されたばかりの頃、「オードリーと距離を縮めよう」回で行われたオードリークイズで、春日語というワードが番組初登場。「うまい刺身。春日語で何?」という問題が出題され、高本彩花が唯一正解し(なお、正解は「うましみ」)、また柿崎芽実は不正解だったものの、「よしお、小島よしお」(春日語で許可を出す意としての「いいよ」)と回答。春日は、彼女たちが「春日語」を知っていたことに喜び、同放送をきっかけに日向坂46との距離は一気に縮まっていく。

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 その後も、番組内に春日語は何度も登場し、日向坂メンバーは次第に春日語の楽しみ方をマスター。なかでも富田鈴花はブログで「オブです!!」(春日語:「よろしく」)と使うなどして、すっかり使い慣れている様子だ。すっかりメンバーに愛されている春日。そこで今回は「日向坂46と春日の関係性」について振り返ってみたい。

 『日向坂で会いましょう』(以下、『ひなあい』)のMCであり、日向坂の“公式ド変態”こと春日。番組当初は彼女たちに対しあまり関心がないような素ぶりを見せていたが、今や夫婦でライブに訪れ、メンバーが登場した瞬間に湧き上がった観客の歓声に「こんな応援されてんだ」と涙を流したことを明かしている。「彼女たちは強い」と日向坂46を絶賛し、すっかりおひさま(日向坂ファンの呼称)と化していることから若林を心配させている。番組は基本、春日のボケに対しメンバーがツッコミを入れ、トークを回す若林がその様子を嬉しそうに見ているというのが定番。いじられキャラとして打たれ強い春日、些細なことでも拾ってトークを広げていく若林によって、メンバーが伸び伸び発言できている。同番組は、日向坂のバラエティ面に大きく影響を与えているといえるだろう。

 唯一の春日派である高瀬愛奈は春日の魅力について、「周りをよく見ている。普段あまり目立つことができないメンバーを目立たせてあげようという気持ちが伝わってきます」と『日向坂46新聞』で答え、他にも「全力で”オードリー春日”をやっている」「メンバーのイジりにも優しい」など絶賛。一時、結婚を機に「春日はいい人」と春日派が増える兆しを見せたが、春日の“公式ビジネスライバル”である渡邉美穂に「どうしてあんなことしたんですか? 反省してるんですか? 大人として恥ずかしくないんですか?」と問われる“ある事件”が発覚し、信頼は結婚以前よりもガタ落ちに。それでも高瀬は「ノーダメージです」と春日派を貫き通している。

 そんな高瀬がいるにも関わらず、春日は丹生明里に夢中のようだ。かつては「AI春日」と呼ばれるほどの心無い男だったが、丹生に対しては「丹生ちゃん」と親戚のおじさんのようにニコニコと接している。あまりにもわかりやすい態度の変化に、同番組ではそんな春日の様子が特集されるほどだ(『ひなあい』「春日の丹生お気に入り疑惑」回にて)。なお、今では「丹生明里お気に入り説」を堂々と黙認している。

 また、日向坂46と春日といえば、昨年放送された「春日バースデー特別企画 キン肉マンを習得しよう!」の回にもふれていきたい。春日の指導により10代・20代前半のアイドルたちがキン肉マン用語を連発する斬新さ。キン肉マン世代にもグループが広く浸透していったといえるだろう。そして次回の『ひなあい』は、春日のバースデー企画として「まるごと丹生祭り!」を放送。ご贔屓にしている“丹生ちゃん”を「もっと知りたい!」とし、丹生のタレコミを集め、春日をニヤケさせる企画だ。春日以外はドン引きしそうなこの企画で、いったい高瀬と若林はどんなリアクションを見せるのか。“キン肉マン企画”に次ぐ伝説回になるかもしれない。(本 手)

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