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“ランボー世代”武田真治がコスプレのポイント解説、ささきいさおに吹替褒められる

ナタリー

20/6/18(木) 13:15

「ランボー ラスト・ブラッド」の公開直前プレミアイベントにランボーのコスプレで登壇した武田真治。

「ランボー ラスト・ブラッド」の公開直前プレミアイベントが東京・アキバシアターで6月17日に行われ、日本語吹替版キャストのささきいさお、武田真治、ケンドーコバヤシ、花澤香菜が登壇した。

本作は元グリーンベレーのベトナム帰還兵ジョン・ランボーの怒りや苦悩を描く「ランボー」シリーズ最新作。吹替版ではシルヴェスター・スタローン演じる主人公ランボーに過去作と同じくささきが声を当て、人身売買カルテルのボス、マルティネス兄弟の兄ウーゴ・マルティネス役で武田、弟ビクトル・マルティネス役でケンドーコバヤシ、ランボーが育ての親として守ってきた最愛の“娘”ガブリエラ役で花澤が参加した。

シリーズ最終章を迎えるにあたり、ランボーの声を長年務めてきたささきは「最初にやった頃から40年。最初のランボーは5人くらいの方がやっていて、中には渡辺謙さんもいました。それだけスタローンにどんな人の声を当てたらいいのか悩んだみたいです」と当時を振り返る。「最終的には『2』からランボーをやらせていただきましたが、スタローンの声は低音でささくれ立ってにごった声なので、最近は声を作るのにお酒を飲んで騒いでみたり。最後のシリーズはこの時期なので、1人で飲んで夜中に騒いでみました(笑)」と役作りの裏話を明かした。

武田とケンドーコバヤシは“ランボー世代”で、ケンドーコバヤシはランボーをマネして血を流すと治療を拒んでいたという。初めて観た映画が「ランボー/怒りの脱出」で、それ以来ずっとランボーファンである武田は頭にハチマキを巻き、タンクトップ姿で登場した。

武田は汗と泥が混じってツヤツヤした肌も再現し、「マシンガンの薬莢が出るので左側に粉を付けている」とコスプレのこだわりを解説。吹替の苦労について語ると、ささきから「スペイン語で、英語とも違ってリズムが違うから大変だなと思って僕じゃなくてよかった(笑)。素晴らしかったですよ! 女房が(武田とケンドーコバヤシが演じる)兄弟がよかったと褒めていました」と称賛の声が。花澤は「まさか『ランボー』に関わると思っていなかったのでうれしいです。ガブリエラというお年頃の女の子を担当したのですが、孫娘的な年齢なので、まごついているランボーがかわいいです」とアピールした。

最後に武田は「僕らを40年にわたり勇気付けてくれたランボーが見納めになります。ぜひ、この時期ですが劇場で最後の雄姿を観ていただけたらと思います!」と呼びかけ、ささきは「40年同じ役者の声を当てられるのはとても幸せなことです。ランボーをこれから見られなくなってしまうのは悲しいけど、最後にふさわしい作品となったと思います。ぜひ日本語版もお楽しみください」とメッセージを届けた。

エイドリアン・グランバーグ監督作「ランボー ラスト・ブラッド」は6月26日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

※「ランボー ラスト・ブラッド」はR15+指定作品

(c)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.

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