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「はたらく細胞」開幕に北村諒ら気合い、「“遊園地”にいるのに学べる」

ナタリー

19/9/27(金) 21:00

「体内活劇『はたらく細胞II』」より。

「体内活劇『はたらく細胞II』」が、本日9月27日に東京・シアター1010で開幕。これに先駆け同日、囲み取材が実施された。

脚本・演出を川尻恵太が手がける本作は、清水茜の同名マンガの舞台化第2弾。白血球(好中球)役の北村諒は、「やっと劇場に来られた」と気合十分の表情を見せ、「観客の皆さんと一緒に舞台を完成させていけると思うとワクワクです」と意気込みを述べる。赤血球役の川村海乃は「テンポがよくて笑いがある」「ぜひ生で観ていただきたいです」と魅力をアピールした。

インフルエンザウイルス感染細胞 / ムンプスウイルス役の高木俊は、劇場全体が“体内”に見立てられることに触れて「細胞になった気分で楽しんで」とメッセージを送り、「油断しているお客さんをいじっていじっていじって楽しみたい」と抱負を語った。

がん細胞やウイルス感染細胞などを攻撃する、キラーT細胞を演じるのは君沢ユウキ。君沢は「赤色を着たお客様は『赤血球だな』と意識しますし、緑色を着た方はインフルエンザウイルスと見なして僕たちがボコボコにします!(笑)」と冗談を飛ばして場内を笑いで包む。さらに一般細胞役の杉江大志は「映像や照明が入って舞台が形になりました。どんな反応をいただけるか楽しみ」と期待を寄せ、「迷っている方、ぜひ一度体感してください!」と呼びかけた。

記者からは「はたらく細胞」のタイトルにちなみ、「このチームで働いてみてよかったことは?」と質問が。川村が「“君沢細胞”に稽古で熱血な応援をしていただきました。おかげで私も“活性化”されました」と君沢に視線を送ると、君沢は「僕は普段、あまりしゃべらないクールな男で……」と述べ、共演者から「うそつけー!」「どの口が言ってんだ!(笑)」と野次が飛ぶ。君沢は笑いつつ「チームワークや連携を感じられる稽古でした」と続けた。

会見では本作が「はたらく細胞」舞台版第2弾となることについて、キャストたちが言及する場面もあった。前作で白血球(好中球)を演じた和田雅成と食事したと言う北村は「まーしー(和田)に『はたらく細胞、どう?』と聞かれて、『がんばってるよ!』と話した」とエピソードを披露。君沢も和田とバッティングセンターを訪れたと明かし、「2人とも全然ヒットを打てなかった」と笑い交じりに述べた。また初参加の川村は、「前作をリスペクトしながら、応援したくなる赤血球を演じられたら」とコメント。共演者たちがこれに「100点細胞!」とリアクションすると、川村は「ありがとう細胞!(笑)」と彼らに応え、記者たちを和ませた。

最後に北村が「この作品は、『いいんですか!?』と思うくらい素晴らしいコンテンツ。まるで遊園地にいるような楽しさなのに、いつの間にか体や細胞について勉強することもできます。ぜひ劇場に足を運んで」と挨拶し、取材は終了した。

なお本公演では来場者全員に、ムンプスウイルスのお面が配布される。劇中で観客がお面を使用するシーンもあるため、楽しみにしておこう。上演時間は約2時間を予定。公演は10月6日まで行われ、1日14:00回、3日14:00回では“サービス残業”と題されたアフタートークが実施される。また10月6日16:00からは、ニコニコ生放送で千秋楽公演のライブ配信が実施されることや、本作のBlu-ray / DVD化も決定した。パッケージ版は2020年3月25日にリリースされる。

「体内活劇『はたらく細胞II』」

2019年9月27日(金)~10月6日(日)
東京都 シアター1010

原作:清水茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
脚本・演出:川尻恵太

キャスト

白血球(好中球):北村諒
赤血球:川村海乃

キラーT細胞:君沢ユウキ

一般細胞:杉江大志
がん細胞:山田ジェームス武
B細胞:糸川耀士郎
記憶細胞:北村健人

制御性T細胞:甲斐千尋
樹状細胞:川隅美慎
NK細胞:宮原華音
血小板:田中紗羽、木村奏南

化膿レンサ球菌:増田裕生
インフルエンザウイルス感染細胞 / ムンプスウイルス:高木俊
黄色ブドウ球菌 / 日和見菌:小玉久仁子
肺炎球菌 / 悪玉菌:澤田拓郎

アンサンブル細胞:高久健太、菅野慶太、福田圭佑、前田りょうが、相田真滉、高橋凌、網代将悟、栗本佳那子、松田祐里佳、田中里奈、柿の葉なら

※高久健太と高木俊の「高」ははしごだかが正式表記。

(c)清水茜/講談社・体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト 2019

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