Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

米国LGBTQ+系の映画祭が「片袖の魚」を招待、予告編も公開

ナタリー

「片袖の魚」ポスタービジュアル

文月悠光の詩を原案とした短編映画「片袖の魚」が、2021年のホノルル・レインボーフィルム・フェスティバルとアウトサウス・クィアフィルム・フェスティバルに正式招待された。

両イベントは、アメリカで開催されるLGBTQ+系の映画祭。「片袖の魚」では自分を不完全な存在だと思い込み、自信を持てないまま社会生活を送るトランスジェンダー女性・新谷ひかりの姿が描かれる。トランスジェンダー女性当事者の俳優オーディションを勝ち抜いたイシヅカユウが、ひかり役で映画初出演。そのほか広畑りか、黒住尚生、猪狩ともか(仮面女子)、原日出子がキャストに名を連ねた。

このたびYouTubeで公開された予告には、ひかりが「もしかして新谷さんって男性?」と尋ねられるシーンや、同級生に電話を掛ける様子が収録されている。

蓮沼執太フィルでドラマーを務める尾嶋優(Jimanica)が提供したオリジナル楽曲が、サウンドトラックとして発売されることも明らかに。主題歌「REDFISH」も収録され、劇場で先行販売される予定だ。イシヅカユウの撮り下ろしフォトに加え三橋順子、李琴峰らの寄稿も収めたパンフレットは、一般書店流通も念頭に置いて現在制作中。

なお本作はコロナウイルス感染拡大防止対策として、前売り券の制作・販売は行わない。その代わりとして東京・K's cinemaでは初となる「web予約特別割引」を実施。鑑賞日3日前より予約可能で、Web購入により鑑賞料金が1000円になる。詳細はK's cinema公式サイトで確認を。

「老ナルキソス」「ホモソーシャルダンス」などで知られる東海林毅が監督を務めた「片袖の魚」は7月10日にK's cinemaで公開され、以降全国で順次ロードショー。映画公式サイトでは文月、イシヅカ、広畑、猪狩、東海林のコメントが公開されている。

(c)2021 みのむしフィルム

アプリで読む