ニコール・キッドマンとヒュー・グラントの初共演作となったHBOドラマ「フレイザー家の秘密」より、キャスト・監督インタビューが到着した。

「フレイザー家の秘密」は臨床心理士グレイス・フレイザーの人生が、ある痛ましい事件と夫の失踪をきっかけに崩壊していくさまを描く心理サスペンス。マンハッタンで幸せな人生を送っていたグレイスをキッドマンが演じ、夫のジョナサン役にグラント、息子ヘンリー役に「ハニーボーイ」のノア・ジュプがキャスティングされた。

ドラマ「ビッグ・リトル・ライズ」を手がけたデヴィッド・E・ケリーと再びタッグを組んだキッドマンは、「彼が作りたいと思うものならどんなものであっても私も一緒に作りたいと彼に伝えたのよ。そして彼がこのドラマの最初の2話分を送ってくれて、もう参加を決めたわ。彼のように中毒性のあるスリリングな物語を書ける脚本家はほかにはいない」と経緯を明かす。また監督を務めたスサンネ・ビアとは以前から仕事をしたいと考えていたと述べ、「彼女は本物のフィルムメーカーであり、アーティストであり、ストーリーテラーであり、物語を最高のものにできる手腕の持ち主でもある」と称賛した。

グラントはキッドマンとの共演を「最初から驚くほど楽だったよ。メリル（・ストリープ）と共演したときを思い出した。どちらも完全に素の状態でやってきてカメラが回るとその瞬間を演じるんだ」「ニコールとの共演はメリルのときと同様に、まるで上級特別クラスを受けているような気分だったよ」と回想。ジュプについては「演技を絶対にミスらない。『いつかNGを出すはずだ』とずっと思っていたけれど、1回も出さなかった。とにかく素晴らしい少年だったね」とたたえた。

一方ジュプはキッドマン、グラントとは読み合わせで親しくなったと述べ、「1日中掛かるからいい機会だったよ。そのときに一緒にランチをしたり、読み合わせからリハーサルが始まるまでの間に何度か会って話をして親交を深めたんだ。おかげで現場でも打ち解けることができたよ」とコメント。またビアは「私たちは他人をどこまで知ることができるのか？ 果たして自分の直感をどこまで信じることができるのか？ 自分が目にしたものをどこまで信用できるのか？といったことがこの物語のメインテーマなの」と語る。そして「これらは私たちみんなが人生の中で多かれ少なかれ直面する問題だわ。誰でも経験したことがあるでしょうし、今後もあり得ることだけにすごく面白くて興味深いことだと感じた」と続けた。

「フレイザー家の秘密」全6話は、BS10 スターチャンネルで1月27日より毎週水曜23時からオンエア。1月23日19時45分より第1話の先行無料放送が行われる。

HBOドラマ「フレイザー家の秘密」

STAR1 2021年1月27日（水）スタート 毎週水曜 23:00～ほか（字幕）
※全6話
※2021年1月23日（土）19:45～ 第1話先行無料放送

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