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佐野史郎と武藤十夢のW主演作「おかあさんの被爆ピアノ」7月に広島で先行公開

ナタリー

20/5/19(火) 18:03

「おかあさんの被爆ピアノ」

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け公開延期となっていた「おかあさんの被爆ピアノ」が、7月17日より広島・八丁座で先行公開決定。8月8日より東京・K's cinemaほか全国で順次公開されることもわかった。

佐野史郎と武藤十夢(AKB48)がダブル主演を務めた本作は、広島の原爆から奇跡的に焼け残った“被爆ピアノ”と被爆2世である調律師・矢川光則の実話から着想を得た物語。主人公は自らトラックを運転して被爆ピアノの音色を全国に届ける矢川光則と、東京の大学生・江口菜々子だ。劇中では菜々子が矢川を通して被爆ピアノや広島のことを考え、祖母のことを知るうちに自身のルーツと向き合っていくさまが描かれる。監督と脚本を担当したのは五藤利弘。ドキュメンタリー番組「NONFIX」の取材で矢川と出会い、本作を企画した。

佐野が矢川役、武藤が菜々子役で出演。森口瑤子、宮川一朗太、南壽あさ子、城之内正明、鎌滝えり、ポセイドン・石川、内藤忠司がキャストに名を連ねた。佐野は「ヒロシマ、ナガサキ原爆投下、終戦から75年のこの年、新型コロナウイルス感染により、核エネルギーと共に新たな恐怖と向き合うこととなった世界。今一度人類が犯してきたことを振り返れ!!との啓示なのかもしれません。被爆ピアノの音色が、少しでもこの映画をご覧になった皆様の不安を拭うお役に立てば幸いです」とつづっている。

佐野史郎 コメント

ヒロシマ、ナガサキ原爆投下、終戦から75年のこの年、新型コロナウイルス感染により、核エネルギーと共に新たな恐怖と向き合うこととなった世界。
今一度人類が犯してきたことを振り返れ!!との啓示なのかもしれません。
被爆ピアノの音色が、少しでもこの映画をご覧になった皆様の不安を拭うお役に立てば幸いです。
七月より広島を皮切りに、東京は八月公開の予定です。
是非、ご覧いただけますようお願いいたします。

五藤利弘 コメント

戦後75年目。被爆から75年。自分を含めて社会を担っている大人たちの殆どが戦後生まれになっています。戦争を知らない僕らは平和を当たり前のように享受してきました。しかし、当たり前だと思っていた平和は当たり前ではないことをここ数年の世界情勢の不安や、国内で度重なる災害などから強く感じるようになりました。
今更ながら平和とはずっと維持しようと思い続けていないと平和ではなくなってしまうのではないかと思うようになっていました。そのためには僕らが後進の若い人たちに語り継がなくてはいけないと強く思うようになりました。
忘れないこと、記憶し続けること、そして伝えていくこと、そうしたことを思い起こして頂くような映画になっていましたら本望です。

(c)2020映画「被爆ピアノ」製作委員会

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