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監督の人生を変えた“二宮和也からの手紙”の内容は? 『浅田家!』舞台挨拶が開催

ぴあ

『浅田家!』の大ヒット御礼舞台挨拶

二宮和也主演の映画『浅田家!』の大ヒット御礼舞台挨拶が都内で行われ、二宮と中野量太監督が登壇。会場にはすでに映画を観賞した観客から集まったメッセージが書かれたパネルが登場し、二宮は「家族を誘って観に行ってもらえることがうれしい」と語りながら、ひとつひとつのコメントを丁寧に読んだ。

本作は自身の家族を被写体に“家族がなりたかったもの、家族でやってみたいこと”をテーマにした写真を手掛けた浅田政志の写真集を原案に、オリジナルストーリーで描く感動作。二宮をはじめ、黒木華、風吹ジュン、平田満、妻夫木聡、菅田将暉らが出演する。

映画は今月2日から公開されており、初登場の週末観客動員ランキングでは1位を獲得。この報せに二宮は「初登場1位だと聞いたときはすごくうれしかったです。僕たちが作り上げたものを観てもらえればそれでいいと思っていましたが、やはりうれしいですね」と語り、本作が第36回ワルシャワ国際映画祭の国際コンペティション部門で上映されたことが発表されると「国際映画祭に出品されるのはご褒美だと思っているので、まずは日本でたくさんの人が劇場に足を運んでくれることが僕にとってはうれしいです」と語った。

イベントでは司会者から映画のテーマにちなんで“人生の転機になった写真”についての質問がされたが、中野監督は「写真じゃなくて手紙でもいいですか?」と前置きし「二宮さんにもらった手紙がこの作品の転機となりました」と回答。さらに中野監督は「僕が『湯を沸かすほどの熱い愛』という作品で日本アカデミー賞の授賞式に出席した際に、プレゼンテーターが二宮さんで、その際に作品名を『湯を沸かすほどの熱い夏』と言い間違えてしまったんです。後日、二宮さんから『間違ってしまって申し訳ございません。僕にできることでしたら何でもします』という旨のお手紙をいただいて。僕は昔から二宮さんが好きでした! 本作の出演を二宮さんにお願いしたところ、本当に役を受けてくれたんです」とエピソードを披露。二宮は「僕はもし中野監督から出演のお話をいただいたら、どんなに忙しくても絶対に断らないと決めていたので、台本も読まずにふたつ返事でした」と出演にいたる経緯を振り返った。

映画は観客からの評価も高く、公開初日に実施されたアンケートでは来場した観客の92.6パーセントが本作を「人にすすめる」と回答している。

『浅田家!』
公開中

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