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「若尾文子映画祭」2020年2月開催決定 増村保造監督『刺青』が4Kデジタル版で世界初披露

リアルサウンド

19/12/24(火) 10:00

 「若尾文子映画祭」が2020年2月28日より角川シネマ有楽町を皮切りに全国順次開催されることが決定。あわせて予告編とビジュアルが公開された。

参考:映画雑誌が日本映画界に果たしてきた役割とは? 展示会『映画雑誌の秘かな愉しみ』を訪ねて

 増村保造、溝口健二、吉村公三郎など、日本を代表する監督のもと、市川雷蔵、勝新太郎、田宮二郎ら、昭和を代表する名優たちと共演し、絶えず進化してきた映画女優・若尾文子。本映画祭は、昨年開催された「京マチ子映画祭」、現在全国順次上映中の没後50年特別企画「市川雷蔵祭」に続く、「角川シネマコレクション」の劇場上映企画となる。

 今回、若尾の代表作のひとつである『刺青』が4Kデジタル復元版で世界初上映される。自らの欲望のままに男を騙していく娼婦、自分の生き方に目覚めていく天真爛漫な少女、相手を思うあまり狂気にはしる妻……女性が持ついくつもの顔やそれら女性の壮絶な人生を見事に演じきった映画女優・若尾の魅力がスクリーンで再び蘇る。

 そのほか、溝口健二監督『赤線地帯』(4K版)、小津安二郎監督『浮草』(4K版)、川島雄三監督『しとやかな獣』(4K版)など6作品の4Kデジタル版作品を中心に、若尾の代表作41作品を一挙上映。また、上映記念として、若い世代に若尾の魅力を伝える「若尾文子入門編」DVD-BOX 1&2も12月25日に発売される。

 なお、各種前売鑑賞券も発売中。劇場窓口購入者には、1回券(1,000円)にポストカード、5回券(5,000円)にクリアファイル(A4サイズ)が特典としてプレゼントされる。 (リアルサウンド編集部)

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