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嵐、『ONE PIECE』コラボは5人がもっと愛おしくなる 「A-RA-SHI : Reborn」MVの見どころは?

リアルサウンド

20/1/4(土) 6:00

 1月3日24時(1月4日0時)に嵐の公式YouTubeチャンネルで公開された「A-RA-SHI : Reborn」のMV。同映像はアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)とのコラボ作だ。そこで、本稿では公開になったばかりのこのMVの見どころを探ってみたい。

(関連:嵐にとって2020年は特別な1年にーー『嵐ツボ』『VS嵐』が生む“みんなが笑顔で過ごす仲睦まじい時間”

■『ONE PIECE』の世界にすんなりと入りこんだ嵐のメンバー

 本作は、冒頭の一部に嵐のメンバーが実写で登場し、メインはアニメーションパートで構成されている。後ろ向きでこぶしを挙げた5人。櫻井翔の“サクラップ”にのせて、メンバー紹介のパートへ。ここで尾田栄一郎氏による『ONE PIECE』仕立てのイラストが登場。メンバーの個性や特徴をしっかりと捉えた似顔絵と、本人の表情がリンクしているのも楽しい。

 そこからさらに物語がはじまる。嵐が行方不明になったという新聞記事を見つけたルフィ。チョッパーとウソップもただ事じゃないと焦りだす。ナミがSOSを出す嵐を発見し、麦わらの一味は助けに向かうことに。ここからさらにストーリーが展開していく。

 『ONE PIECE』の世界にすんなりと入りこんだ嵐のメンバー。チョッパーを抱きしめる相葉雅紀に、ストーリーの中でも釣りをして魚をさばく大野智と、個性が生かされている。嵐の活躍ぶりと、新たな門出を応援するかのようなハッピーな世界観だ。

 本編公開後にはSNSでも「イラストと同じ表情をしてるのがかわいい」「神コラボ」などと早くも反響が寄せられていた。

■嵐と『ONE PIECE』コラボレーションの背景は?

 2019年11月3日にデビュー20周年を迎えた嵐。同じく、漫画家・尾田栄一郎の大ヒットアニメ『ONE PIECE』も同じ年月を過ごしてきたことからコラボレーションが実現したという。

 一足早く、12月22日に公開されたティザー映像は、1月4日現在で再生数120万回を突破。誰もが知る国民的アイドルと人気作品のコラボレーションの注目度の高さが伺えた。

 「A-RA-SHI : Reborn」は嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」をベースにアレンジを加え、ラップパート、歌詞もリニューアル。その名の通り“Reborn”させた楽曲だ。聞きなれた「A-RA-SHI」がベースになっているものの、新鮮さとともに20年の時を経て熟成された味わい深いものがある。改めてデビュー曲が持つ、つぼみが開花するようなパワーを感じた。

 英語の歌詞で進行していくものの、アニメーションでは桜吹雪が舞い、東京タワー、新国立競技場といった東京のランドマークが登場。日本を感じる仕様になっているところも、国民的アイドル、そしてオリンピックイヤーに相応しい演出と言える。また、嵐のメンバーの表情が細かく描かれていてどのシーンも見逃せないし、ティザー映像で見ていたシーンと本編のストーリーがつながっていくのも楽しい。

 まっすぐに前を見つめ、様々なことを乗り越えてきた5人。大きな帆を掲げ、ぐんぐん前へと突き進む彼らとストーリーが重なり、嵐がもっと愛おしくなる。

 再生と一時停止、巻き戻しを異常なまでに繰り返してしまうほど、まるで宝さがしのように何度も見たくなる映像だ。(柚月裕実)

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