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「マッドマックス」新作はフュリオサの前日譚に、C・セロンが5周年記念し動画投稿

ナタリー

20/5/15(金) 13:55

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」より、シャーリーズ・セロン演じるフュリオサ。(写真提供:WARNER BROS / PLANET PHOTOS / ゼータ イメージ)

「マッドマックス」シリーズの新作で、過去作に登場したフュリオサの前日譚を描くと、監督のジョージ・ミラーが認めた。The Playlistなどが報じている。

2015年5月15日に全米で封切られ、本日公開5周年を迎えた「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。「マッドマックス」シリーズ4作目にあたり、資源の枯渇した近未来を舞台に、トム・ハーディ演じるマックスの死闘を描き出した。マックスに協力するスキンヘッドの女戦士フュリオサ役で、シャーリーズ・セロンが出演。同作は日本でも今なお熱狂的ファンを有し、4月に発売された映画秘宝6月号の2010年代映画ベスト10ランキングでは1位に輝いている。

報道によると、新作では「怒りのデス・ロード」以前のフュリオサの物語がつづられ、現在脚本の第2稿ができあがっているという。CG技術を駆使してセロンが若きフュリオサを演じる案もあったが、新キャストのオーディションが開始された。ミラーは現代のCG技術に関して「『アイリッシュマン』での勇敢な試みがあったが、我々はまだ“不気味の谷”を越えられていないと思う。特に日本のビデオゲームデザイナーたちは、“不気味の谷”の解決目前まで来ていると思うが、それでもまだそこには大きな“谷”がある」とコメント。ドラマ「キリング・イヴ/Killing Eve」のジョディ・カマーや「スプリット」「The New Mutants(原題)」のアニヤ・テイラー=ジョイがフュリオサ役の候補となっているといううわさもあったが、現在もオーディションは進められている段階だ。

なおミラーは、イドリス・エルバやティルダ・スウィントンが出演する「Three Thousand Years of Longing(原題)」を手がけることも発表されている。同作は2020年夏に撮影される予定だったものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響が発生。したがって「マッドマックス」新作の制作が本格的に開始されるのは、「Three Thousand Years of Longing」の完成後になると見られている。

また本日の「怒りのデス・ロード」全米公開5周年を記念し、セロンは自身のSNSにメイキング動画や写真を投稿。「『怒りのデス・ロード』が公開されたのは5年前。みんながすでに知っているように、厳しく激しい撮影だったけど、それだけの価値はあった」「初めてウォー・タンクを見て『ヤバい!』って悟ったときの感情は、一生忘れない」などとコメントしている。

(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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