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菅野美穂×浜辺美波、“最強の親子”の衝撃の事実 『ウチカレ』主題歌にもヒントが?

リアルサウンド

21/2/11(木) 6:00

「実は、5話から怒濤の展開を見せます。うそおっ!って誰もが思うはず。」
「5話見たらひっくり返っちゃうかもです…。」


 『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)が第5話から怒涛の展開を見せるのは、脚本を手がける北川悦吏子とドラマ公式Twitterによって事前に明らかになっていた。その驚きの結末とは、碧(菅野美穂)と空(浜辺美波)が血の繋がった母娘ではないこと。入野(岡田健史)の「OからABって生まれなくね……?」というセリフがすでに決定打ではあるが、さらに来週放送の第6話のあらすじを確認してしまうと、2人が本当は血が繋がっていない他人であることが分かる。

 第5話で空と渉(東啓介)の本物のデートを描きながら、散りばめられた点をゆっくりと線にしていくのが碧と空の母娘としての関係性だ。碧にとって初のサスペンス小説となった『アンビリカルコード』のタイトルが“へその緒”を意味すること。空が寝静まった夜に鍵のかかった引き出しからへその緒らしきものが入った桐箱を開ける碧。毒親の元で育ったサリー(福原遥)が、碧と仲の良い空に言う「君は知らないな? 世の中の母と娘がみんなそんなんだと思ってるでしょ?」というセリフ。そして、碧が2時間で書き上げる母と娘のラブストーリーの新刊『真夏の空は、夢』。全てが一つの事実へと集結していく。

 『ウチカレ』において、各話で必ず描かれている描写がある。それが碧と空が仲良くじゃれ合う場面だ。第1話では喧嘩しながらも一旦の停戦協定とばかりに、空がコンビニで買ってきた新商品のアイスを奪い合う。どんなに心がすれ違っても、碧と空は父ちゃん代わりの“象印”の元で抱き合い、1日の終わりにすやすやと眠りにつく。第5話ではベッドの上で碧に空の「んぎゅー!」からのスリーパーホールドが炸裂。デート前日の深夜テンションもあるが、空が「親子最強だな」と母娘としての縁を再確認したことも要因としては大いにある。

 碧の一つひとつのセリフを抜き出していくと「親子は終わらない」「あんたは私の自慢の娘だ。世界で一番の娘だ!」「あんたが生まれた時、世界かわいい大賞をあげようと思ったくらいだ。それまでは世界かわいい大賞は母ちゃんだった」と母娘であることを強調した言葉が並ぶ。碧が世界可愛い大賞初代、空が世界可愛い大賞2代目。そんな微笑ましいやり取りが、新章突入となる第6話でも見られるのだろうか。

家入レオ – 「空と青」(Full Ver.)

 本作はそのタイトルも相まって、碧や空を取り巻くラブストーリーにスポットが当たりがちであるが、本筋にあるのは2人の母娘としてのストーリーではないだろうか。そのヒントは、北川が作詞を担当した主題歌「空と青」の歌詞にきっと秘められている。

■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter

■放送情報
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』
日本テレビ系にて、毎週水曜22:00〜放送
出演:菅野美穂、浜辺美波、岡田健史、沢村一樹、川上洋平、有田哲平、中村雅俊、福原遥、大地伸永、長見玲亜、吉谷彩子、中川大輔、東啓介ほか
脚本:北川悦吏子
チーフプロデューサー:加藤正俊
プロデューサー:小田玲奈、森雅弘、仲野尚之(AX-ON)
演出:南雲聖一、内田秀実
主題歌:家入レオ「空と青」(ビクターエンタテインメント)
(c)日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/uchikare/
公式Twitter:@uchikare_ntv
公式Instagram:@uchikare_ntv

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