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いま、最高の一本に出会える

『ファースト・マン』 (C)Universal Pictures/(C)2018 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

誰もが知る男の“知られざる”ドラマ。『ファースト・マン』が本日公開

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19/2/8(金) 0:00

『ラ・ラ・ランド』で大成功をおさめたデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組んだ映画『ファースト・マン』が本日から公開になる。本作は人類で初めて月に降り立った男、ニール・アームストロングが主人公の作品で、製作陣はニールの生前から長い時間をかけて準備を重ね、ついに映画化を実現させた。

冷戦時、アメリカとソビエト連邦は宇宙開発の分野でも争っており、NASA(アメリカ航空宇宙局)は人間を月に着陸させ、安全に地球に帰還させる当時としては未曽有のプロジェクトに着手。多くの犠牲をはらいながら計画は少しずつ進行し、ニール・アームストロングら3人を乗せたアポロ11号が1969年7月に月面に到達した。

多くの人が知るこのドラマの詳細と裏側を知りたい人は多いが、月面に降り立ったニール・アームストロングは自身について語ることに興味がなかったようで、歴史学教授のジェイムズ・R・ハンセンは2年をかけてアームストロングを説得して、最終的に『ファースト・マン ニール・アームストロングの人生』と題した書籍が執筆された。その後、ハンセンの導きで製作陣がアームストロング本人から映画化の承諾を得たものの、実現には時間を要し、アームストロングは2012年にこの世を去る。

製作陣はその後も準備を重ね、『セッション』を完成させたばかりの新鋭デイミアン・チャゼルに監督を依頼。彼は『ラ・ラ・ランド』の準備中だったがオファーを受け、ライアン・ゴズリングがニール役に決定。音楽家のジャスティン・ハーウィッツ、撮影監督のリヌス・サンドグレンらチャゼル作品の常連スタッフが招集された。

監督とスタッフが制作時に重視したのは、当時の時代背景や計画を忠実に再現すること。周到なリサーチが行われ、撮影前には俳優を集めて役になり切った状態で即興演技をする2週間のリハーサルが組まれた(ここで撮影された映像が結果的に本編にも使用されている)。さらにニールの家族にも聞き取りを行い、これまで表に出ることがなかった彼のプライベートな側面やエピソードが作品に盛り込まれている。

本作は、観客がその場に居合わせているような臨場感のある描写で“誰もが知っている”人類月面着陸の“誰も知らなかった”ドラマが描かれる作品で、日本でも高評価を集めることになりそうだ。

『ファースト・マン』
公開中

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