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日本人監督がアマゾン先住民に1年間住み込みで密着「カナルタ」10月公開

ナタリー

「カナルタ 螺旋状の夢」ポスタービジュアル

アマゾン熱帯雨林に住む先住民族に密着したドキュメンタリー「カナルタ 螺旋状の夢」が、10月2日より東京のシアター・イメージフォーラムほかで公開される。

本作は英マンチェスター大学で映像人類学の博士課程に属していた太田光海の第1回監督作品。太田は卒業制作のためエクアドル南部のアマゾン熱帯雨林に住むシュアール族のもとへ。部族の知恵を受け継ぐセバスティアンと初の女性村長であるパストーラの夫妻の家に1年間住み込みながら日常を記録。変化し続ける森との関係の中で自己を見出し、覚醒植物や薬草によって柔軟に世界を把握する人生観を、個人的視点のカメラですくい取っていく。

国内では東京ドキュメンタリー映画祭2020で「特集 民族映像詩」の1本として上映され、東京・大阪で行われた計3回の上映はすべて満席となった。劇場公開に向けたクラウドファンディングでは目標金額を大幅に上回る約195万円を達成。このたび全国の映画館での順次公開が発表された。

(c)Akimi Ota

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