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年末年始特別企画 第33回

水先案内人 岡田秀則が選んだ2019のベストムービー(映画系展覧会)

 

①『高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの』(7/2〜10/6 東京国立近代美術館)

         
 
 

②『Dear Jonas Mekas 僕たちのすきなジョナス・メカス』(5/11〜6/13 OFS Gallery)

         
 
 

③『誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ』(4/17〜5/6 松屋銀座)

         
 

平日の試写にほとんど行けず、新作の大半は公開後に劇場で観る。すると、映画の水先案内など務める資格も薄くなり、前々からなるべく足を運んできた「映画系展覧会」の紹介が自然と多くなる。展覧会ならスタート後の展評が当たり前だからだ。

2019年の映画系展覧会は、まず『高畑勲展』が、スタジオジブリの思いを美術館側が深いところで受け止めたのが分かり、好感を持った。『僕たちのすきなジョナス・メカス』は、逝きし作家との親密さの上に成立しており、本当にメカスのことがもっと好きになる企画だ。『トムとジェリー展』はワーナー社の資料アーカイブの実力発揮に一票。他には『シド・ミード展』や鎌倉市川喜多映画記念館『映画で巡る世界一周』、変わったところではハリウッドの老舗コロンビア映画の歴史を意外な展示法で紹介した銀座ソニーパーク『GHOSTBUSTERS IN THE PARK』にも唸った。

『誕生80周年 トムとジェリー展 カートゥーンの天才コンビ ハンナ=バーベラ』TOM AND JERRY and all related characters and elements © & TM Turner Entertainment Co. (s19)

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