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ジョーダン・ピール×J.J.エイブラムスのHBOドラマに佐野史郎ら13名がコメント

ナタリー

20/10/12(月) 12:00

「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路キーアート

HBOドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」の推薦コメントが、宇野維正、佐野史郎、人間食べ食べカエルら13名から到着した。

「ゲット・アウト」のジョーダン・ピールと「スター・ウォーズ」シリーズで知られるJ.J.エイブラムスが製作総指揮を担当した本作。1950年代のアメリカを舞台に、失踪した父を探す主人公アティカスが、友人や伯父とともに“ジム・クロウ法”が制定された南部へと旅に出るさまが描かれる。黒人を恐怖に陥れる人種差別主義者や、怪奇小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトの本から飛び出したかのような非現実的なモンスターの姿も。

宇野は「公民権運動前夜の燻った熱が、SF&ホラーの異世界で発火して、その炎が『アメリカ現代史』を焼き尽くしていく。革命的傑作誕生の予感」とコメントし、クトゥルー神話を敬愛しているという佐野は「これは架空の神話ではない。鏡の向こうの現実に生きるしかない者たちへの魂の救済の扉だ」とつづった。人間食べ食べカエルは「血みどろの惨劇だけでも腹一杯だが、そこで終わらせないのがジョーダン・ピールという男……!」と述べている。

全10話の「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」は、10月24日よりAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」で日本独占配信。毎週土曜に1話ずつ更新され、10月24日から11月22日までは第1話の無料配信が行われる。そのほかBS10 スターチャンネルでも11月より字幕版と吹替版をオンエア。「ベルファスト71」のヤン・ドマンジュがメガホンを取り、ジョナサン・メジャース、ジャーニー・スモレット=ベル、コートニー・B・ヴァンスらがキャストに名を連ねた。

HBOドラマ「ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路」

Amazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」

2020年10月24日(土)スタート 毎週土曜に1話ずつ更新
※2020年10月24日(土)~11月22日(日)に第1話無料配信

BS10 スターチャンネル

スターチャンネル1 2020年11月26日(木)スタート 毎週木曜 23:00~ほか(字幕版)
スターチャンネル3 2020年11月30日(月)スタート 毎週月曜 22:00~ほか(吹替版)
※11月22日(日)19:20~字幕版の第1話を先行無料放送
※11月30日(月)の吹替版第1話は無料放送

荒俣宏(小説家、妖怪評論家)コメント

まずはいきなり、「火星で怪物と大あばれ」のパルプ雑誌=ラヴクラフト的怪奇が全開する。だから安心して、そこから一転するアメリカの実に根深い本物のホラーに向き合ってほしい。これは二重の暗黒でできたドラマだから。

伊賀大介(スタイリスト)コメント

HBOがまたやりやがった!!!! ジョーダン・ピールとJ・J・エイブラムスの合体!と聞いて、一瞬疑ってホントすみません。人種差別もファンタジーもガッチリ描きつつ、必ず次回が観たくなるクリフハンガーという、二人の持ち味が炸裂しまくる構成に完全にヤラれました。都合の悪い事も全て炙り出す、美しくも恐ろしい「グリーンブック」!! 必見。

上田航平(お笑い芸人 / ゾフィー)コメント

リアルな人種差別を描いた作品として主人公たちの行末を固唾を飲んで見守っていると、いきなり平手打ちを食らったように異常な世界へぶっ飛ばされました。しかもこの世界、とんでもなく奥が深そうです。即続き求む。

宇野維正(映画・音楽ジャーナリスト)コメント

初回放送時、アメリカのメディア、批評家、視聴者のタイムラインが「ラヴクラフトカントリー」一色になった理由がわかった!
公民権運動前夜の燻った熱が、SF&ホラーの異世界で発火して、その炎が「アメリカ現代史」を焼き尽くしていく。
革命的傑作誕生の予感。

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)コメント

アメリカのエンターテイメントが強い理由は、その自己批判精神にある。50年代のアメリカの暗部を描くことで、同時に題材的にも“Now”な作品に仕上げる離れ技。とはいえ社会派一辺倒ではなく演出も斬新で最新、エンタメとして一流。J・J・エイブラムスとジョーダン・ピールという今最も注目される二人が手を組み、差別問題、ホラー、ラヴクラフト、全てを取り込んだ、全く新しいタイプの作品を作り上げた。

佐野史郎(俳優)コメント

コロナ禍で世界の正体が白日のもとに晒された今、白黒転倒させ愛を込めてクニを構築し直さなければもう生きてはいけない。これは架空の神話ではない。鏡の向こうの現実に生きるしかない者たちへの魂の救済の扉だ。

ジャガモンド斉藤(お笑い芸人)コメント

「映画ファン ホイホイ」とも言うべきたまらない2人の監督の組み合わせに吸い寄せられ観てみたらドハマリ。最初は社会派ドラマかと思いきや後半のワクワク展開に「JJ~!」と心が叫ぶこと間違いなし。社会問題とエンタテイメントをミックスさせた良質なSFホラードラマです! この先、全く予想が出来ない…早く続きが観たい!

杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)コメント

すでに2話分見た段階で「ゲット・アウト」「アス」と同じぐらいの満足度。ラヴクラフト生誕130周年である2020年はブラック・ライヴズ・マターの声があがった年。この2つのひきあわせが生んだ奇跡のドラマです!

田辺剛(マンガ家・「ラヴクラフト傑作集」作者)コメント

怪物のように黒人を追う差別主義者の白人達も怪物に襲われていく。現実の歴史を幻想的な物語に統合したラヴクラフト、その名を冠したラヴクラフトカントリーは今を描いた黒人の抗議ドラマに収まらない自由な面白さがある。

人間食べ食べカエル(ライター)

第一話から異形好きにはたまらないグロスペクタクルな映像が待ち受ける! 人喰いツイッタラー的にはアゴ縦喰いシーンが必見。血みどろの惨劇だけでも腹一杯だが、そこで終わらせないのがジョーダン・ピールという男……!

丸屋九兵衛(万物評論家)コメント

クトゥルー、赤色人、トライポッド、栄光の42番、ローザ・パークス……ダーク・ファンタジー&SFが、アメリカ社会の諸問題と奇跡の邂逅を果たす! わたしのためにあつらえたような物語、その映像化に感謝を。

三上丈晴(月刊ムー編集長)コメント

この作品自体が魔道書である。まさに魔鏡だ。禁断の魔術によって、アメリカをはじめ現代社会における人間の闇を映しだす。黒い封印は解かれた。虚実が反転した世界において、もうひとつの天地創造が今、始まる。

RAM RIDER(Artist / DJ / Producer)コメント

1950年代のアメリカを舞台に現実とフィクションが交差するマンハントホラー? 「嫌な雰囲気」の充満するレストランでの対応や警官とのやりとりに考えさせられつつ、「追う者と追われる者」の関係を破壊するあまりにも意外な展開に目が離せなくなりました。とにかく続きが気になる一作です。

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