ケン・ローチ監督の新作邦題は『家族を想うとき』 クロ現で是枝裕和と対談
19/9/9(月) 8:30
©Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019
ケン・ローチ監督の新作映画『Sorry We Missed You』の邦題が、『家族を想うとき』に決定。あわせて日本版ビジュアルと海外版予告編が公開された。
同作は『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後に映画界からの引退を表明するも撤回したケン・ローチ監督が、イギリス・ニューカッスルを舞台に「現代の家族の姿」を描いた作品。マイホーム購入を夢見て父リッキーがフランチャイズの宅配ドライバーとして独立し、母アビーはパートタイムの介護福祉士として時間外も働き、息子セブと娘ジェーンが寂しさを募らせていくなか、リッキーがある事件に巻き込まれる、というあらすじだ。
日本版ビジュアルには、イギリスの田園風景を背後にリッキーら家族4人が並んだ姿が写し出されている。さらに「毎日、抱きしめて。」というコピーが記されている。
なお9月10日放送のNHK『クローズアップ現代+』では、ケン・ローチ監督と是枝裕和監督の対談を収めた「是枝裕和×ケン・ローチ “家族”と“社会”を語る」を放送予定。対談はロンドンで行なわれ、互いのキャストへの演出のこだわり、「映画が不寛容な社会にできること」などをテーマに語り合っている。
新着エッセイ
新着クリエイター人生
水先案内