オンラインイベント『緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業（EPAD）シンポジウム』が3月13日13:00からEPADの公式YouTubeチャンネルで無料配信される。

「緊急舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業」は、寺田倉庫と緊急事態舞台芸術ネットワークが文化庁から受託している文化芸術収益力強化事業。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って困難に陥っている舞台芸術などを支援、収益力強化に寄与することを目的に設置された。公演映像などの収集、配信を実現して権利処理を行なうことで商用配信プラットフォームでの活用を促進し、関係者に対価を還元。これまでに4300点近くの舞台芸術資料を収集しており、現在は映像作品280本の一挙配信を目指しているとのこと。

事業報告を目的とするオンラインシンポジウムは3部制で構成。東京・天王洲アイルのKIWAから配信される。

1部の『事業報告』にはEPADの伊藤達哉と三好佐智子と福井健策、2部の『デジタルアーカイブの意義』には岡室美奈子（早稲田大学坪内博士記念演劇博物館）、高萩宏（東京芸術劇場、EPAD）が出演。

3部の『ポストコロナにおける＜集い＞の場 オンラインの可能性と、舞台芸術の未来』には松田誠（ネルケプランニング）、菅原直樹（『老いと演劇』OiBokkeShi）、溝端俊夫（NPO法人ダンスアーカイヴ構想）、伊藤雅子（日本舞台美術家協会）、野田秀樹（緊急事態舞台芸術ネットワーク）が登壇。進行を吉見俊哉（東京大学）が担当する。
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