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北朝鮮の実態暴いたドキュメンタリー予告編、監督マッツ・ブリュガーは出禁に

ナタリー

「ザ・レッド・チャペル」ポスタービジュアル

「誰がハマーショルドを殺したか」などで知られるドキュメンタリー作家、マッツ・ブリュガーの映画デビュー作「ザ・レッド・チャペル」が11月27日に公開。このたび予告編とポスタービジュアルが到着した。

2009年に製作された本作は、独裁国家である北朝鮮の実態を暴く内容により、ブリュガーが同国への出入り禁止となったドキュメンタリー。異文化交流と称し舞台公演の許可を得ることに成功したブリュガーは、韓国系デンマーク人で脳性まひを持つコメディアン、ヤコブとシモンとともに北朝鮮に向かう。第26回サンダンス映画祭のワールドシネマドキュメンタリー部門審査員賞など数々の賞を受賞した。

ポスタービジュアルには、北朝鮮の課外学習機関・万景台学生少年宮殿の前で笑顔の女子学生と写ったヤコブ、シモンの記念写真が使用された。予告編はYouTubeで公開中だ。

「ザ・レッド・チャペル」は東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。なお北朝鮮の国際的な闇取引を題材としたブリュガーの新作ドキュメンタリー「THE MOLE」は10月15日より東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋ほか全国で公開される。

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