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ベタさがかえって新鮮!? 結婚したロンブー淳のビジュアル系バンドjealkbの「本当の実力」とは

リアルサウンド

13/9/18(水) 19:52

20130918atsushi1.jpg『ロンドンハーツ vol.7』(よしもとアール・アンド・シー)

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2合の田村淳が17日、自身が司会を務めるバラエティ番組『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)の生放送にて「今日の朝、9時に結婚しました」と発表した。田村はお笑い界の中でもモテ男として有名で、かつては安室奈美恵との交際もスクープされたことがある。そんな田村が身を固めたとあって、ネット上では「マジか!」「ドッキリ?」という驚きの声が挙がっている。

 田村と言えば、ヴィジュアル系ロックバンド・jealkb(ジュアルケービー)のボーカルhaderu(ハデル)としても活動中。jealkbというバンド名は「ヴィジュアル系」を並び替えたもので、haderuは「歯が出ているから」という自身の顔立ちの特徴に由来している。名付けだけ見るとコミックバンドのような印象を受けるが、実際はどうなのか。ヴィジュアル系に詳しいライターの藤谷千明氏に話を聞いた。

「お笑い芸人が片手間にやっているバンドと思われがちなjealkbですが、知名度を利用していきなり大きな会場でやったりせずに、結成してからずっと地道にライブハウスをメインに活動をしています。CDのリリース時期にはV系雑誌にも登場しますし、普通のヴィジュアル系バンドと同様の活動をしていると言っていいのでは。活動初期は楽器を演奏せず、いわゆる“エアー”で参加してるメンバーもいましたが、現在はメンバー全員が演奏しています」

 jealkbは2005年に結成され、インディーズでシングルを4枚、アルバムを1枚発表したのち、2007年にメジャーデビュー。以後はシングルを8枚、アルバムを4枚リリースしている。2010年に「本業(お笑い芸人としての活動)に専念する」という理由でメンバーが2人脱退したものの、イベント出演も含めて毎年何らかの形でライブを行なっており、活動スタイルは一般的なバンドと同様と言えそうだ。音楽のクオリティはどうだろうか。

20130918atsushi2.jpg『V?』(よしもとアール・アンド・シー)

「昨年発売のアルバム『V?』では、前山田健一(ヒャダイン)や所ジョージ、ガガガSPなどがバラエティに豊んだ人たちが楽曲を提供しています。2011年のアルバム『AGAINST』は社会派っぽい歌詞の楽曲もありました。もともとヴィジュアル系や音楽が好きな人が始めたバンドだけあって、ファンの間でも評価が高いです」

 アーティスト写真やジャケットを見ても、“ヴィジュアル系”の雰囲気があるように見える。ヴィジュアル系を好む人達の間では、どのように評価されているのか。

「jealkbは、派手だったり耽美だったり……という“一般の人が想像するヴィジュアル系”をベタにやっています。ヴィジュアル系の中でそういうバンドは減ってきているので、そこが好きだと評価する人も多いですね。ジュアラー(jealkbのファンの呼称)ではなくても、ヴィジュアル系を好きな人たちが、真剣にやっているバンドだとして好感を持っている人は多いと思いますよ」

 どうしても“芸人”というイメージが先行してしまうjealkbだが、その楽曲やスタイルはヴィジュアル系ファンの間でも好意的に受け止められているようだ。

2012年11月10日:ZEPP TOKYO「御久薔薇ノ湾満」の様子

 田村がhaderu名義で投稿するTwitterを見ると「兄貴が結婚しました! ジュアラーのみんなには報告したかったけど、諸々諸事情がありモゴモゴ…報告が、遅れて申し訳ありません!」と、“本人の10歳年下の弟”という設定を守りながら報告しつつ、「jealkbはこれからも変わらず武道館への道をただひたすら邁進するので、兄貴もjealkbも宜しくお願いします」と意気込みも語っている。10月からスタートするツアーでは、haderuとして“ガチ”のステージを見せてくれそうだ。
(文=編集部)

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