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「青の帰り道」初日に真野恵里菜が感涙、常に真剣勝負の横浜流星には「怖い!」

ナタリー

18/12/8(土) 13:56

「青の帰り道」初日舞台挨拶の様子。

「青の帰り道」の初日舞台挨拶が12月7日に東京・新宿バルト9にて行われ、キャストの真野恵里菜、森永悠希、戸塚純貴、秋月三佳、冨田佳輔、監督を務めた藤井道人が登壇した。

本作は群馬・前橋と東京を舞台に、真野演じる主人公カナら若者たちの苦悩と成長を描く青春群像劇。初日を迎えた真野は、涙で声を震わせながら「作品を作る大変さも知ったし、私は主演ということもあって、絶対に作りたいという思いがあった」と思いを吐露し、「生きていてつらいというのは常に当たり前であって、それをどう乗り越えていくか。順風満帆に見えても実はそうではない人もいる。だからこそ優しくなれるし、強くもなれる。そんなテーマがこの作品にあふれている」と本作を紹介する。

一児の父親役を演じた戸塚が、子役との触れ合いの中で加減を知らずにたたかれたことを振り返ると、真野は「加減を知らないといえば横浜流星!」と続け、「言い合いをするシーンで私の手を本気で振り払ったので、小道具が落ちていい音を出したんです。腕を引っ張るのも本気だったので、真っ赤になって。横浜流星って怖い!(笑)」とエピソードを披露する。劇中で横浜から頭をたたかれるシーンがある冨田も「1発目からすごかった」と報告すると、真野は「常に真剣だからね」と横浜の熱演ぶりを回想した。

最後に真野は「作品が手元を離れていくのは寂しいんですよ……。また泣いちゃう」と2度目の涙を見せながらも、「だけどそれが役者の仕事でもあるし、はかないけども、それでみんなも前に進んでいく。年齢問わず幅広い世代の方々に観てもらいたい」とアピール。本作の製作に2年を費やしたという藤井は「人生何が起こるかわからないと日々生きていますが、1本の映画が完成するのは奇跡だと思えたし、この作品をきっかけに自分の映画の作り方も変わりました。この映画がたくさんの人に届くように願っています」と語りかけ、イベントを締めた。

(c)映画「青の帰り道」制作委員会

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