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HY、地元沖縄県うるま市の観光大使に就任「うるま市がやっとHYに追いついた」

ナタリー

21/1/11(月) 12:30

うるま市の上間秀二副市長と肩を組むHYのメンバー。

HYが沖縄・うるま市の観光大使に任命された。

1月8日にはうるま市にある世界遺産・勝連城跡のふもとにある勝連城ホールで観光大使の任命式が行われ、この式典にはHYのメンバー全員が参加。幼少期から勝連城跡に接してきたという新里英之(Vo, G)は世界遺産・勝連城跡について「今でもよく昇っている。僕らにとってもいいパワースポットで、力をもらっている」と説明。許田信介(B)は「僕らが観光大使になったからには、観光客を今の倍増やしたい」と力を込めて宣言した。名嘉俊(Dr)はうるま市の魅力について「エイサーが大好きで、うるま市のエイサーまつりは何万人も集まるピースなイベント。県内外の皆さんにどんどんアピールしていきたい」と語った。仲宗根泉(Key, Vo)は兼ねてからうるま市出身であることをアピールしてきた実績を挙げ「観光大使に選ぶのが本当に遅い!」と話し、市の関係者の笑いを誘う。さらに彼女は「やっとうるま市がHYに追いついた。観光大使を仰せつかったからには、世界中でライブをして沖縄の魅力、うるま市のよさをどんどんみんなに知ってほしい」と意気込みを明かした。

任命式が行われた1月8日には勝連城跡の周辺で市の関係者やメディアに向けたイベント「勝連城フェス2021」が行われており、HYはこのイベントの一環として勝連城ホールでミニライブを開催した。HYが地元愛を高らかに歌い上げる「帰る場所」のパフォーマンスでは創作太鼓集団・琉球國祭り太鼓も演奏に参加し、出演者一同が「エイサー」の掛け声を合わせて一体感を高めていく。沖縄の情景を想起させるような歌詞がつづられた「ココロホシゾラ」でオーディエンスの心をつかんだHYは、ミニライブの最後にデビュー前から歌い続けている代表曲「ホワイトビーチ」を熱演。新里は率先して市の職員らに呼びかけ、会場に集まったすべての人を巻き込んで一緒にダンスを踊るピースフルなパフォーマンスで会場内を盛り上げた。

なおうるま市にある海の文化資料館には、HYのミュージアム「HeartY Museum」が設立されている。このミュージアムではバンドの記念オブジェや、ファンたちの寄せ書きによって形成されている「成長の木」といった展示物を見ることができる。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

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