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遊助×N.O.B.B.、「ひまわり」からブレない音楽活動への熱量「もがいたとしても最後は絶対にいい球投げてくる」

リアルサウンド

21/3/30(火) 18:00

 遊助が通算10枚目となる最新アルバム『For 遊』をリリースした。2009年のアルバム『あの・・こんなんできましたケド。』からコンスタントに作品を発表し、そのすべての作詞を遊助自身が手掛けているほか、アートワークをディレクション、遊turingでは様々なアーティストとコラボするなど、アーティストとして確固たる地位を確立した。

 そして、その遊助の音楽&ライブで欠かせない存在となっているのが、ソロデビュー曲「ひまわり」から長年タッグを組んできたN.O.B.B.(餓鬼レンジャー)。述べ250曲に及ぶという遊助ディスコグラフィーがどのように生まれてきたのか。遊助×N.O.B.B.の対談インタビューから、過去作〜『For 遊』に至るクリエイティブの全貌に迫りたい。(編集部)

遊助としてどこまでできるのかを見せる必要もあった

ーー最新作『For 遊』は記念すべき10枚目のオリジナルアルバムとなります。ナンバリングが二桁に突入したことに対しての率直な感想はいかがですか?

遊助:10枚かぁ。よくここまで出してこれたなっていう感慨深さはまずありますよね。スタッフを含めた周りの人たちと、聴いてくれる人たちがいたからこそここまで続けてこられたと思うので、そこには感謝しかないです。同時に、これだけの曲の歌詞がよく自分から出てきたなってことに対しての喜びみたいな気持ちもあって。ゼロからモノ作りをするってすごく大変なことだし、自分から何も生まれなくなってしまったらそこで活動は止まってしまうわけですからね。そういう意味ではホッとしたとこもあるというか(笑)。

N.O.B.B.:デビュー以来、ほぼ1年に1枚ペースでアルバムを出してきて、トータルの楽曲数は今で250曲くらいでしょ? それを考えると「よく出てきたな」って思うのもわかる(笑)。

遊助:ジャケットなんかのアートワークに関しても全部そうですからね。絵が飛び出すとかCD盤を目に見立てるとかパズルにするとか。こんなにバリエーションがよく出てきたなって自分でも思う(笑)。

N.O.B.B.:曲以外の部分でもみんなを楽しませようっていうこだわりがすごいよね。

ーー遊助さんのアウトプットの源泉はどこにあるんでしょうね?

N.O.B.B.:遊助は音楽以外にも役者やタレントという違った表現の場所も持っていることがすごく武器だと思うんですよ。今回のアルバムの制作でも感じたけど、彼は遊助でも上地雄輔でもない別のキャラクターになりきって世界観を作り上げることができる。だからこそこれだけアルバムを作り続けてこられたところもあるんじゃないかなって思いますね。

ーー様々なインプットの場があるからこそ、多彩なアウトプットができると。

遊助:そうですね。もちろん今までの人生の中で心にストックされてきたものもあると思うし、日々の生活の中で気になることを常にインプットしてるところもあるんですけど。コンビニで聴いた誰かの曲がきっかけになって新しいアイデアが浮かぶこともあるし、SNSで最近の若い世代の素敵なアーティストと出会うこともあるので。そういういろんなものに対してのアンテナが、最近はすべて音楽に向けられている感じかもしれないです。僕には役者とかタレントとかいろんな顔があるけど、そこに最後に加わったアーティストが結局は今の自分にとってのメインになっているところがあると思いますね。野球で例えるなら、俺にとっての音楽はエースで4番みたいな感じ。そこは不思議ですよね。デビューする前までは音楽をやろうなんて一切思ってなかったのに(笑)。

ーー遊助として初のアルバムとなった『あの・・こんなんできましたケド。』(2009年12月リリース)のときはどんな感情で制作に向き合っていたんですか?

遊助:役者やタレントをすでに活動していたので、普通のアーティストじゃ考えられないようなことを遊助としてどんどん音楽に落とし込んでいきたいなっていう気持ちはありました。その上で、まず“羞恥心”(クイズバラエティ番組内で結成された3人組ユニット)のイメージを拭わなきゃいけないし、でもあまりにギャップがありすぎるのもよくないから徐々に変えていった方がいいよなって思ったり、いろんなことを考えてはいましたね。世間的なイメージからすると今はまだ“俺”じゃなくて“僕”のほうがいいよなとか、“そうじゃねぇか”って書くのではなく“そうだよね”にするとか、細かいところまでひとつひとつ意識して歌詞を書いていました。

N.O.B.B.:対外的な見られ方はもちろん、自分自身に対しても「これで合ってるのか?」みたいな自問自答は常に、冷静にしているタイプですからね。バババッと勢いで歌詞を書いているようで、実はものすごく計算されている。自分を客観的にちゃんと見た上で制作できるのはさすがですよね。

遊助:あと、デビューしたばかりの頃はレコード会社のスタッフや参加してもらうクリエイターの人たちに対して、遊助としてどこまでできるのかを見せる必要もあったんですよ。リスナーの方も含め、「こいつどこまでできんねん」「遊び半分じゃねぇの?」みたいな目で見てた人はきっとたくさんいたはずですからね。僕はそういう見られ方に対して応えていくのがけっこう好きで。ラップのフリースタイルじゃないけど、「来いよ」って手をくいくいっとされたりすると、腕まくりして「じゃやったろかい!」っていう(笑)。

N.O.B.B.:そういう思いは、遊助と初めて一緒に作った「ひまわり」(2009年3月リリースの1stシングル)のときにすごく感じましたね。まだソロとしてはライブをやっていない時期だったからお客さんの顔も見えていなかったので、お互いに何が正解なのかわからない状態での制作だったんですけど、とにかく必死に、でも楽しみながら曲を生み出すことができて。今と比べると、もう何テイクとったか覚えてないくらいレコーディングにはめちゃくちゃ時間がかかったんですけど、すごく印象的なスタートだったんです。1曲に込める熱量と楽しさ、そしてそれが完成したときに味わえる大きな喜びはそのときから今までまったく変わっていないですね。

アーティストとしてのパワーはどんどん増している(N.O.B.B.)

ーーアルバムの枚数を重ねていく中で、音楽にかける遊助さんの本気度が周知されていった実感もありましたか?

遊助:うん、それはもちろんありました。活動を続けていくと、「こいつどこまでできんねん」っていう見られ方はどんどん減っていきましたからね。でもそれが逆に寂しいというか、ちょっとおもしろくなくなってくるところもあって。世の中のイメージと戦ってたはずなのに、30代中盤くらいからかな、「あれ普通になっちゃったぞ」みたいな感覚になった。自分が思い描いていたものに対して、世の中のイメージがアジャストしすぎてしまったんだと思います。だから今度はそこまでに築き上げた遊助らしさを残しつつ、どう裏切っていくかっていうことに楽しみを見出すようになったんですよね。まぁそこに関してもサプライズすることが当たり前になると、どんなことをやってもサプライズじゃなくなっちゃう難しさはあるんですけど(笑)。

N.O.B.B.:遊助との制作は常にワクワクするものなんですけど、そのワクワクの中身はちょっとずつ変化してきているような気はしますね。1枚目の頃は単純に遊助と一緒に音楽をやれていることに対してのワクワクが強かった気がしていて。でもそれが枚数を重ねていくうちに、「今度はどんな引き出しを開けてくるんだろう」っていうワクワクを毎回感じながらの制作になっていったんですよね。ある程度アルバムを出し続ければ、「もうそろそろネタがなくなるかな」「もがきはじめるかな」ってタイミングが来るものだと思うんですけど、でも遊助の場合は、もちろん要所要所でもがくことはあっても最終的に全く新しい素晴らしい作品を上げてくるんですよね。活動を重ねるごとにアーティストとしてのパワーはどんどん増していったし、その中で常に新しいものを生み出してくれる。しかもその成長は今も止まらずに続いているものですしね。そこで味わえる刺激が僕はすごく楽しいんです。

ーー制作の過程において、何に対してもがくことが多いんですか?

遊助:やっぱり歌詞ですよね。基本的に一回世に出した言葉はもう一生使えないものだと僕は思ってるんですよ。それは歌詞に限らず、TVのバラエティ番組とかSNSとかブログとか、どこかしらで僕が発信した言葉はもう使えないっていう。それは僕自身の中での新鮮味がなくなっちゃうからっていう理由が大きいんですけど。

ーー他のアーティストと比べると、遊助さんは発信する場所が多いですからね。その縛りはかなり大変なんじゃないですか?

遊助:ほんとにそうなんですよ! ボツになって世に出なかった歌詞であっても、そこで使った内容、表現は封印しますからね。一回書いたら、それはもうそこで成仏させてあげなきゃいけないっていう気持ちなので。そういうルールに対しての苦しさは確かにあります。音楽以外にもいろんな表現の場があることは僕にとっての最大の強みだけど、それによってアウトプットも多くなってしまうっていうのはもう一長一短ってことで納得するしかないんだと思います(笑)。

N.O.B.B.:さっきも言ったけど、どんだけもがいたとしても最後は絶対にいい球投げてくるのが遊助ですからね。それは10年以上、一緒にやってきたからこそわかるんですけど。この人はもがくところを見てても美しい。だから俺は歌詞が上がってくるのを待ってる時間も楽しめてるところがあると思います。

フックアップする役割を担っていきたい(遊助)

ーーこれまでの歴史の中でターニングポイントになったと感じるアルバムはあります?

遊助:どうだろうなぁ。基本的にはグラデーションのように変化しているものだと思うんですよ。対外的なことで言えば、ここらへんで見られ方が変わったなとか、ここらへんでスタッフに若い子が増えてきたなとか、ここらへんから遊助をちっちゃい頃に聴いてましたっていう子とよく出会うようになったとか、いろいろ変化はあったと思うんですけど。あ、でも1枚目のアルバムの頃は俺もまだ20代だったから同世代に向けて歌ってたところはあったけど、年齢を重ねる中で徐々に聴いてくれる対象に向ける視点が変わってきたところはあったのかもしれないですね。

N.O.B.B.:それこそ今回のアルバムで客演してくれたRude-αなんかは2枚目に買ったCDが遊助だったって言ってたもんね。

遊助:うん。なんかそういう周囲の状況の変化が自分に影響を与えてくれるところはありますよね。案外、自分自身とか近しい景色はそこまで変わらないものなんですよ。ライブの景色もそこまで大きくは変化しないし、TVに出たときの扱われ方も意外とデビュー当時のままだったりしますからね。N.O.B.B.くんが急に老け込むってこともないわけだし。

N.O.B.B.:そこもグラデーションだからね(笑)。

遊助:そういう中で周りの人やスタッフに変化があれば、「あ、俺の今の立ち位置ってこういう感じなんだな」ってことに気づけて、「OK、じゃあそこにチャンネル合わせて行こうか」って動くことができるっていう。

ーーここ最近、若い世代のアーティストとのコラボが増えたのは、そういった理由からなんですかね?

遊助:そうですね。そういう意味合いもあると思います。下の子たちから学ぶべきことはたくさんあるし、いい刺激をもらえるので。あとは、俺自身が若い頃にいろんな人たちにフックアップしてもらった経験があるので、今度はそういう役割になれたらいいなっていう気持ちもあるかな。アルバムを10枚重ねてきたことで、遊助がそういう学年になったってことなのかもしれない(笑)。

表現力はもちろんだけど、録りが格段に早くなった(N.O.B.B.)

ーーでは、ご自身のボーカルの成長に関してはどう感じていますか? アルバムを時系列に聴き進めていくと、表現力の豊かさは確実に増していると思うのですが。

遊助:成長してんのかなー。

N.O.B.B.:してるよ! 表現力はもちろんだけど、録りが格段に早くなった。1曲に対して、少ないテイクでバシッといい歌をくれるんですよ。歌のレコーディングが1、2時間で終わることも多いですからね。過去の作品では、歌った後にここちょっと変えようかって手直しすることもあったけど、今回はそういうこともほぼなかった。きっと家で歌詞を書いてる段階でボーカルのイメージもかなり鮮明に見えてるってことなんでしょうね。

遊助:最初はレコーディング自体、ほぼ始めてみたいな状況でしたからね。探り探り我流で投げ始めて、それがずっと続いている感じ。どこかボール遊びみたいな感覚があるのかもしれないですね。そこも「どんなボール投げれんだよ」っていう外野からの声に対して、「見てろよ!」みたいな気持ちで投げ続けてきたっていう。だから自分ではあんまり成長に関してはよくわかんないんですけどね。とは言え、制作作業はすごく楽しいものではあるので、その中で自然と身についたものはあるんだと思います。

N.O.B.B.:でも、歌詞も含めた部分ではあるけど、今まで以上に新しいキャラをどんどん出してくるようにはなったよね。今回のアルバムでも、すごい攻めたキャラで歌詞を書いてきた曲があって。それは結果的にボツになっちゃったんだけど、表現に関しても新たな引き出しを開けようとはしていると思うんですよ。

遊助:アレね。全ボツですよ。沈没(笑)。なんか自分としては今まで感覚的に封印してた表現もここ最近は「出してもいいかな」って思えるようになったところはあって。振り返れば2019年にソロデビューから10年経ったことがデカかったのかもな。それだけの時間、続けることができたから、ここからは自分で作ったルールや決め事を気にしなくてもいいやって思えるようになったというか。

ーーデビュー以来、「あの・・~」で統一してきたアルバムタイトルの縛りもデビュー10周年以降、解かれましたしね。

遊助:そうそう。ある種、気持ちが解き放たれたというか。だからこそ今はより自由にやらせてよっていう感覚が強いんだと思います。

コロナ禍を生きる人たちに寄り添った内容になった(遊助)

ーーそういった感覚で作り上げられた最新作『For 遊』は、またバラエティに富んだ楽曲が目白押しで。その多彩さはいつも通りの遊助さんのスタイルですけど、確実に新たな遊助さんの姿もたっぷり感じることができる仕上がりだと思います。

遊助:コロナ禍で人と人との距離、心と心の距離が開いてしまった感覚がすごくあって。同時に、外出自粛の期間なんかには自分自身を見つめる時間がみんなあったと思うんです。今回のアルバムには、そういう時間を過ごしたからこそ出てきた言葉、世界観を持った曲が詰め込めたかなとは思いますね。高いところから俯瞰したような曲ではなく、逆に聴き手の耳や心に近いリアルな世界、メッセージを持った曲が多いような気がします。そこはあんまり意識してはいなかったけど、コロナ禍を生きる人たちにちゃんと寄り添った内容にはなったかな。

N.O.B.B.:去年は通常のライブができなかったので、基本的に人を楽しませることが好きな遊助としては溜まっていたものもあったと思うんですよ。だからこそ今回は楽しませようっていう欲望が強く出ている曲が多いようにも思いますね。10枚目にしてネタ切れするどころか、いつも以上にいろんなタイプの歌詞が出てきたし、上がってくるスピードも早かったですね。制作自体、すごいスピード感だったし。1月末から録り始めて、2月中旬にはほぼ終わってたんで。

遊助:うん。3月24日リリースなのに、もうついさっき終わった感じですよ。「1日に何曲作るんですか⁉」って感じで(笑)。多いときは1日4,5曲やったもんね。

ーー内容に関しては1曲目「世の中に2文字しか無くなってもいいや」から遊助節全開で。

N.O.B.B.:こんな長いタイトルってあんまりつけないものだけど(笑)、でもこの長さだからこそ聴き手に与えるインパクトもあるし、遊助が伝えたい思いも明確になるっていう。この2文字って、要は“ス”と“キ”ってことなんだけど、その伝え方もまた遊助らしいところですよね。そういう言葉のセンスみたいなのは2曲目の「何やってんだか分かんない人へ」も同様ですね。ストレートだけど、すごくあったかさがあると思う。遊助の人柄がにじみ出ている歌詞を見ていると、お恥ずかしい話ですけど、つい泣いちゃうことも多くて(笑)。しょっちゅう一緒にいる俺でさえそれくらい感動してしまう言葉だからこそ、たくさんの人の心に刺さるものになってるんだなってことをあらためて感じますね。

ーーアルバム恒例の遊turing曲では今回、ラッパーのRude-αさんとレゲエシンガー・寿君、そしてシンガーソングライターのAnlyさんが参加されていますね。

遊助:Rudeくんとやった「君の夜に幸せが降れ」は、ひとつひとつの出会いを大切にしなきゃいけないっていう、コロナ禍であらためて感じたことを曲に落とし込みました。離れてしまったとしてもその人の幸せを願えるような、そんな出会いを重ねていこうねっていう気持ちを込めたラブソングにしました。Rudeがこれまでに歩んで生きた人生のこととかをいろいろ聞きつつ、「女々しい主人公にするのはやめような」みたいな感じで方向性を2人で固めながら、どこか映画を作っている感覚で仕上げていきましたね。

N.O.B.B.:遊turing曲に関しては、ほぼゼロからスタジオで一緒に練り上げていく感じなんですよ。物語の方向性や結末を決めた上で、8小節ずつ歌詞を書いていく流れで。そのセッションはほんとにスリリングだし、感動的ですらありますね。「こんなにすぐ歌詞書けるんだ。すげぇな!」っていう。

遊助:寿君との「新生活~See you again~」は、アルバムのリリース時期からイメージが固まった感じでしたね。さよならを経験しながらも、ちゃんと前に向かって歩き出せるような曲を作りたかったんです。寿君はすごく人懐っこくて、どこか自分と似た温度を感じる子だったので、ちょっとかわいらしさもありつつ、でもしっかりエネルギーも感じられる曲にしようと。男同士、親友同士のいい青臭さも歌詞では表現できたと思いますね。

N.O.B.B.:Rudeくんも寿君も全然タイプの違うアーティストだから、作り方もまったく違っていて。そこもまたおもしろいところでしたね。

遊助:「Believe」でご一緒したAnlyさんも含めて、今回も学びがたくさんありました。3人が3人とも違った個性、魅力を持ったボーカリストなので、制作はめちゃくちゃ楽しかった。いい化学反応が起きたんじゃないかなって思います。

ーー「ばいばい。」という楽曲が象徴的ですけど、今回は遊助さんのルーツのひとつであるヒップホップ色の濃い作品のような印象も受けました。

遊助:ラップをしてる曲がけっこう多いかもしれないですね。基本的には自分が今作りたいと思うものをN.O.B.B.くんを含めたいろんなクリエイターの方々と形にしていくんですけど、今回は自然とそういう曲が集まったっていう。

N.O.B.B.:「ばいばい。」に関しては、あそこまでフルでがっつり、しかも男っぽい低いトーンでラップしてる曲は今までなかったと思うので、新鮮さはすごくありますね。そういう部分ではヒップホップ要素を感じていただけたのもよくわかる気もします。こういう遊助もいいですよね、すごく。

ーー7月からは待望の全国ツアーもスタートしますね。

遊助:まだどういう形でできるのかが見えていない状況ではあるんですけど、安全を考慮した上で、最高のライブができるように準備したいですね。去年リリースした前作『遊言実行』の曲も含め、まだお客さんの前で披露していない具材はたくさんあるのでね、それらでライブを彩ろうと思います。

N.O.B.B.:こういう時期だからこそ、今までにない新しいスタイルのライブができると思うので、そこは純粋に楽しみでもあって。『遊言実行』『For 遊』というアルバム2枚分の曲を爆音で共有できること、そして生の遊助が歌う声をみんなに届けられることが最高にうれしいです。

遊助:例え座りながらでも、声が出せなくても、お客さんが10人しか入場できなかったとしても、必ず楽しめるライブにするつもりなので、ぜひ楽しみにしていてください!

■リリース情報
『For 遊』
2021年3月24日(水)発売
【初回生産限定盤A】(CD + DVD) ¥5,980(税込)
【初回生産限定盤B】(CD + DVD) ¥4,500(税込)
【通常盤】(CD only) ¥3,500(税込)
【CD収録内容】
 01. 世の中に2文字しか無くなってもいいや
02. 何やってんだか分かんない人へ
03. クローバー
04. 君の夜に幸せが降れ 遊turing Rude-α
05. ばいばい。
06. Winning Dance
07. 青炎
08. 新生活~See you again~ 遊turing 寿君
09. トロピカル由比ヶ浜
10. 君と一緒にいたいから一生に一回
11. CAMPの夜に
12. Believe 遊turing Anly
13. 明日よcome on!!(※通常盤のみ収録)

【初回生産限定盤A 特典DVD】
「遊助配信ライブ2020@Toyosu PIT」~History All Songs~
【初回生産限定盤B 特典DVD】
01.「何やってんだか分かんない人へ」Music Video

02. Documentary of 何やってんだか分かんない人へ
03.「君の夜に幸せが降れ 遊turing Rude-α」Music Video
04. Documentary of 君の夜に幸せが降れ 遊turing Rude-α-

■ツアー情報
『遊助TOUR 2021』
7月1日(木):森のホール21 【17:00/18:00】
7月4日(日):神奈川県民ホール 【17:00/18:00】
7月10日(土):オリックス劇場 【17:00/18:00】
7月11日(日):オリックス劇場 【13:00/14:00】
7月11日(日):オリックス劇場 【17:00/18:00】
8月13日(金):中野サンプラザ 【17:00/18:00】
8月14日(土):中野サンプラザ 【13:00/14:00】
8月14日(土):中野サンプラザ 【17:00/18:00】
8月21日(土):神戸国際会館こくさいホール 【16:00/17:00】
8月22日(日):神戸国際会館こくさいホール 【13:00/14:00】
8月22日(日):神戸国際会館こくさいホール 【17:00/18:00】
8月28日(土):グランキューブ大阪 【17:00/18:00】
8月29日(日):グランキューブ大阪 【17:00/18:00】
9月3日(金):中野サンプラザ 【17:00/18:00】
9月4日(土):中野サンプラザ 【13:00/14:00】
9月4日(土):中野サンプラザ 【17:00/18:00】

上地雄輔モバイル先行(抽選)※全ランク対象
受付日程:3月19日(金)18:00~ 4月18日(日)23:59
当落確認:4月21日(水)15:00~
チケットについての詳細:https://sp.y-kamiji.jp/page/tour2021_202103152313

<遊助「For 遊」発売記念キャンペーン決定>
■実施期間
3月23日(火)~3月29日(月)
※実施期間は、店舗によって多少前後など期間変更する場合あり

■対象店舗
【北海道】HMV 札幌ステラプレイス
【東京】SHIBUYA TSUTAYA
【名古屋】タワーレコード 名古屋近鉄パッセ店
【大阪】タワーレコード 梅田NU茶屋町店
【福岡】タワーレコード 福岡パルコ店

<購入者様対象 店長・遊助の名刺プレゼント>
キャンペーン実施期間中に、対象店舗にて対象商品を購入で、店舗スタッフより店舗特典にあわせて店長・遊助の名刺をプレゼント
※対象商品1点につき1枚の名刺をプレゼント
※ご予約者様優先
※商品の取り置き不可
※名刺の配布は、実施期間内であっても無くなり次第終了

■実施期間
3月23日(火)~3月29日(月)
※実施期間は、店舗によって多少前後など期間変更する場合あり

■対象店舗
【北海道】HMV 札幌ステラプレイス
【東京】SHIBUYA TSUTAYA
【名古屋】タワーレコード 名古屋近鉄パッセ店
【大阪】タワーレコード 梅田NU茶屋町店
【福岡】タワーレコード 福岡パルコ店

■対象商品
2021年3月24日発売 遊助10thアルバム「For 遊」
【初回生産限定盤A】SRCL-11743-4  \ 5,436 +税
【初回生産限定盤B】SRCL-11745-6 ¥4,091 +税
【通常盤】SRCL-11747 ¥3,182 +税

遊助のサイン入りチェキプレゼント

遊助サイン入りチェキを1名様にプレゼント。応募要項は以下の通り。

応募方法

リアルサウンド公式Twitterと公式Instagramをフォロー&本記事ツイートをRTしていただいた方の中から抽選でプレゼントいたします。当選者の方には、リアルサウンドTwitterアカウント、もしくはInstagramアカウントよりDMをお送りさせていただきます。
※当選後、住所の送付が可能な方のみご応募ください。個人情報につきましては、プレゼントの発送以外には使用いたしません。
※当選の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。
※なりすましにはご注意ください。本アカウントは以下となります。

リアルサウンド 公式Twitter
リアルサウンド 公式Instagram

<締切:4月14日(水)>

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