“広角レンズの演劇”を目指して、関田育子「シャンテの女たち」SCOOLで上演
18/8/14(火) 11:53
関田育子「シャンテの女たち」ビジュアル
関田育子が作・演出を手がける「シャンテの女たち」が、8月24日から26日まで東京・SCOOLで上演される。
松田正隆が教鞭をとる立教大学映像身体学科の出身で、現在はマレビトの会演出部に所属する関田。昨年2017年には「フェスティバル/トーキョー17」に参加し、プロジェクト「実験と対話の劇場ー新しい人/出来事の演劇」の一環として東京・あうるすぽっとで「驟雨」を発表した。
今作では、俳優の身体と劇場の壁や床が、観客にとって等価に見える“広角レンズの演劇”の創作を目指す。上演に向けて関田は「演劇では目の前で戯曲内部の出来事が起こるがそれはどこまでいっても虚構の域をでないが、それは虚構であると同時に現実でもあるという性質がある。その奇妙な性質について考えてみたい」と述べている。コメント全文はSCOOLのイベントページに掲載されている。
なおアフタートークゲストとして、24日に松田正隆、25日14:00開演回に佐々木敦、25日18:00開演回に桜井圭介、26日に宮沢章夫が登壇する。
関田育子「シャンテの女たち」
2018年8月24日(金)~26日(日)
東京都 SCOOL
作・演出:関田育子
出演:新井絢子、青谷奈津季、黒木小菜美、小久保悠人、長田遼、我妻直弥、和田千裕
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