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HMP「忠臣蔵・序」は2バージョン、江戸城を裏から覗き見る“亀組”開幕

ナタリー

18/7/6(金) 11:27

エイチエムピー・シアターカンパニー 現代日本演劇のルーツVI「忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀」より。(撮影:松山隆行)

エイチエムピー・シアターカンパニー 現代日本演劇のルーツVI「忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀」が、昨日7月5日に兵庫のAI・HALLで開幕した。

本作は、同劇団が今年2018年から取り組む、通し狂言「仮名手本忠臣蔵」を題材とした3部作の第1弾。くるみざわしんが脚本を担当し、“抜刀の場面”に焦点を当てた赤穂事件を巡る人間ドラマを、男性出演者による“松組”と女性出演者による“亀組”の2バージョンで描き出す。なお初日5日は“亀組”の公演が行われた。

演出を手がける笠井友仁は「ひとつの舞台美術を松組は『表』から、そして亀組は『舞台裏』からご覧頂く趣向になっています」と本作の演出プランを明かし、「男性社会、そして密室政治の象徴『江戸城』を裏から覗き観る亀組と表から江戸城の内部を観る松組の両組をぜひご覧下さい」とコメントしている。上演時間は約1時間40分。公演は7月15日まで。

笠井友仁コメント

「忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀」は男性出演者による「松組」と女性出演者による「亀組」の二つのバージョンがあります。しかも、ひとつの舞台美術を松組は「表」から、そして亀組は「舞台裏」からご覧頂く趣向になっています。男性社会、そして密室政治の象徴「江戸城」を裏から覗き観る亀組と表から江戸城の内部を観る松組の両組をぜひご覧下さい。

エイチエムピー・シアターカンパニー 現代日本演劇のルーツVI「忠臣蔵・序 ビッグバン/抜刀」

2018年7月5日(木)~15日(日)
兵庫県 AI・HALL

原作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳「仮名手本忠臣蔵」
作:くるみざわしん
演出・舞台美術:笠井友仁

出演

亀組:森田祐利栄、米沢千草、水谷有希、原由恵、ナカメキョウコ、石川信子、河上由佳、条あけみ、はたもとようこ

松組:藤田和広、岸本昌也、高橋紘介、松原佑次、竹内宏樹、坂本正巳、佐々木誠、殿村ゆたか、西村貴治

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