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新トップスター桐生麻耶が歌い踊る“祭り”!OSK「春のおどり」開幕

ナタリー

19/3/28(木) 19:21

OSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」より。

OSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」が、本日3月28日に東京・新橋演舞場で開幕。初日公演に先駆け同日、同劇場で囲み取材と公開舞台稽古が行われた。

本公演は新トップスター・桐生麻耶のお披露目公演。山村友五郎が作・演出・振付を手がける第1部「春爛漫桐生祝祭(はるらんまんきりゅうのまつり)」は、“祭り”をテーマとしたショーだ。開演すると、桜吹雪の中で華やかな着物姿の出演者たちが扇を手に歌い踊り、観客を魅了する。その後、第1部では、平安時代の装束を身に着けた桐生や楊琳が勇壮な踊りで魅せる「道真(葵祭)」や、桐生や楊が「祭」と大書された大型のうちわを手にコミカルな掛け合いを見せる「夏祭り」が展開。フィナーレでは大勢の出演者たちが「桐生八木節」で息の合った踊りを披露し、第1部は終了した。

続く第2部「STORM of APPLAUSE」では、桐生のソロ曲に続いて登場したキャストたちがアップテンポな音楽に乗せて激しいダンスを繰り広げ、会場を一気に盛り上げる。桐生をはじめとした出演者たちが力強いコーラスを聞かせる「Hallelujah」や、初舞台生を交えた面々がサングラスをかけて披露するラインダンスにもぜひ期待しよう。

舞台稽古前に行われた囲み取材には、桐生が出席。「お客様に笑顔で帰っていただきたい」と意気込む桐生は、「みんなが登場する第1部の中詰がにぎやかで、楽しんでいただけると思います」と見どころを紹介する。桐生は稽古を「とても穏やかに進んだ」と振り返り、「(第2部で演出を手がける)平澤智先生が、1人ひとりのモチベーションを大事にしてくださいました。『個々の力が発揮されれば団体としてもよいものができるはずなので、下級生も上級生も同じ気持ちで挑もう』と言ってくださったんです」とエピソードを語った。

トップスターに就任したことによる変化を問われた桐生は、「みんなをまとめるのは初めてのことなので難しさもありますが、実は自分自身が舞台に立つうえで大きな変化は感じていません。お客様に『来てよかった』と思っていただくのが最大の目標なので、引き続きそこに向かっていけたら」と真摯に回答。桐生はOSK日本歌劇団がかつて解散の危機に瀕したことに触れ、「あの頃『当たり前のことはないのだな』と思いました。当時『こんなにも助けてくださる方がいらっしゃるんだ』と実感しましたし、私自身がお会いしたことのない方にも助けていただいたと思います。いろいろな方の気持ちが詰まった劇団であることを噛み締めながら日々勤めます。」と思いを口にした。

また記者からストレス解消法を尋ねられた桐生は「映画鑑賞」と回答。ラッセル・クロウ主演「グラディエーター」がお気に入りだと言う桐生は、「お稽古中は毎日家で流していました。いつか演じられたらいいなと思っているんです」と笑い交じりに明かした。

さらに本作の第1部「春爛漫桐生祝祭」が群馬県桐生市の「桐生八木節」で締めくくられることにちなみ、囲み取材には群馬県のゆるキャラ・ぐんまちゃんが登場。ぐんまちゃんと桐生は仲むつまじく写真撮影に応じ、共に八木節の振付を披露して報道陣を和ませた。なおぐんまちゃんは、3月29日の15:30から16:00の時間帯で新橋演舞場内に登場する。ぐんまちゃんは劇場内に現れるため、面会には公演のチケットが必要だ。

「レビュー春のおどり」の東京公演は3月28日から31日まで新橋演舞場で行われ、4月13日から21日には大阪・大阪松竹座でも上演される。

OSK日本歌劇団「レビュー春のおどり」

2019年3月28日(木)~31日(日)
東京都 新橋演舞場

2019年4月13日(土)~21日(日)
大阪府 大阪松竹座

第1部「春爛漫桐生祝祭」

作・演出・振付:山村友五郎

第2部「STORM of APPLAUSE」

作・演出・振付:平澤智

出演:桐生麻耶、楊琳、虹架路万、舞美りら、愛瀬光、白藤麗華、遥花ここ、華月奏、翼和希、千咲えみ、城月れい ほか

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