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マヒトゥ・ザ・ピーポー初エッセイ集『ひかりぼっち』 「どの部分を遺書として切り取ってくれても構わない」

リアルサウンド

20/10/26(月) 19:29

 オルタナティブロックバンドGEZANのフロントマンを務める、マヒトゥ・ザ・ピーポーの初エッセイ集『ひかりぼっち』が、11月17日にイースト・プレスより発売される。

 2019年に初小説『銀河で一番静かな革命』を発表したマヒトが、2018年から2年にわたり綴った文章を1冊にまとめている。カバーと口絵の写真(21点)は写真家・佐内正史による撮り下ろしだ。

 『ひかりぼっち』発売に伴って、11月18日には青山ブックセンターにて写真家・佐内正史と、12月1日には新宿ロフトプラスワンにて作家の燃え殻とのトークショーも予定している。

▪️GEZANマヒト、時代のフロントマン。眩しいだけじゃない光の記録。

いつ、どの部分を遺書として切り取ってくれても構わない。
あなたがあなた自身である限り、誰にも負けることはない。
オリジナルでもフェイクでもいい。ただわたしであればそれだけでいい。
八月の盆踊り、桜の咲くアメリカ、厄が落ちたフジロック、辺野古の黒い煙、躊躇ないハビギス、溢れる渋谷、破壊の日。アイフォンに届いたできたばかりの曲、手を振って別れた道、たくさんの好きな人たち――。
できるだけたくさん光を集める。絶望に追いつかれないように。

▪️イントロより

「三十年ほどの時間を数えた今でも、わたしは一つずつその懐かしい光を集めている。
母親より前に見たその光を探して旅をしている。
その光はどうやら眩しいところだけにあるわけじゃないみたいだ。
寂しくて、悲しくて、そんな日の差すことのない静かな場所にも光は咲いている」

▪️マヒトゥ・ザ・ピーポープロフィール

2009年、バンドGEZANを大阪にて結成。作詞作曲をおこないボーカルとして音楽活動開始。うたを軸にしたソロでの活動の他に、青葉市子とのNUUAMMとして複数のアルバムを制作。映画の劇伴やCM音楽も手がけ、また音楽以外の分野では、国内外のアーティストを自身のレーベル十三月でリリースし、フリーフェスである全感覚祭を主催。また中国の写真家Ren Hangのモデルをつとめたりと、独自のレイヤーで時代をまたぎ、文化と関わっている。2019年ははじめての小説『銀河で一番静かな革命』を出版。GEZANのドキュメンタリー映画「Tribe Called Discord」がSPACE SHOWER FILM配給で全国上映。バンドとしてはFUJI ROCK FESTIVALのWHITE STAGEに出演。2020年1月、5th ALBUM「狂(KLUE)」をリリース。豊田利晃監督の劇映画「破壊の日」に出演した。

▪️佐内正史プロフィール

写真家。1968年、静岡県生まれ。97年、写真集『生きている』でデビュー。98年、『わからない』を発表。02年、『MAP』で第28回木村伊兵衛写真賞受賞。08年には自身の写真レーベル「対照」を立ち上げる。作品集に『赤車』、『ラレー』、『銀河』などがある。
http://www.sanaimasafumi.jp

■書籍情報
『ひかりぼっち』
著者:マヒトゥ・ザ・ピーポー
出版社:イースト・プレス
発売日:11月17日
定価:(本体1.500円+税)

▪️イースト・プレス詳細ページ
https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/9784781619293

▪️アマゾン予約ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4781619290

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