「ゴッドファーザーPART III」の再編集版「Mario Puzo's The Godfather, Coda: The Death of Michael Corleone」が、「ゴッドファーザー＜最終章＞：マイケル・コルレオーネの最期」の邦題で12月23日にBlu-rayとして発売される。

フランシス・フォード・コッポラがマリオ・プーゾの同名小説を原作に、マフィアであるコルレオーネファミリーの歴史をつづった「ゴッドファーザー」3部作。1972年製作の1作目、1974年製作の2作目がともにアカデミー賞作品賞を受賞し、興行的にも成功を収めた一方、1990年に製作された3作目は前2作ほどの高い評価を得られず、興行もふるわなかった。

このたび「PART III」の全米公開30周年を記念し、アメリカン・ゾエトロープと配給のパラマウント・ピクチャーズ協力のもと、オリジナルネガを4Kスキャンした復元作業を実施。さらにコッポラはプーゾと当初意図した構想を実現するため、映画の再構築を行った。従来とは異なる導入とエンディングが用意され、多くのシーン、音楽に再編集が施されている。本編時間も162分から158分に短縮。コッポラも「『ゴッドファーザー』『ゴッドファーザーPART II』に連なる作品として、よりふさわしい完結編」と出来栄えに自信をのぞかせている。全米では一部劇場でも公開された。

「ゴッドファーザー＜最終章＞：マイケル・コルレオーネの最期」は本日12月8日にデジタル配信もスタート。YouTubeでは予告編とコッポラによるコメント映像が公開中だ。

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