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ネコニスズ・ヤマゲン3兄弟が手がけた短編「ブラック」映画祭でグランプリに!コメント到着

ナタリー

20/10/19(月) 10:32

FUTANOGO。左からネコニスズ・ヤマゲン、山元駿、山元環。

ネコニスズ・ヤマゲンが、6歳年下の双子の弟・山元駿、山元環と共に制作した短編映画「ブラック」。この作品が「京都国際映画祭2020」にて、映像文化における次世代を担う人材、才能を発掘する公募型プロジェクト「クリエイターズ・ファクトリー」エンターテイメント映像部門の最優秀賞を受賞した。

長男のヤマゲンが芸人、次男の駿が俳優、三男の環が映画監督としてそれぞれ東京で活動している山元3兄弟は新型コロナウイルスによってぽっかり空いてしまった時間に以前から構想していたクリエイターチームFUTANOGOを本格的に始動させ、「コロナショートムービー」と題した5本の作品を自分たちのYouTubeチャンネル「crew Futanogo」で発表。その延長として芸術文化活動支援事業「アートにエールを!東京プロジェクト」にエントリーし、コロナ禍の今を反映した「ブラック」を完成させた。

監督、撮影、編集などを環が、主演とフォントデザインをヤマゲンが、出演、アニメーション、フライヤーデザインを駿が手がける「ブラック」は30分のモキュメンタリー。人が消える瞬間を映した動画がTwitterに投稿され、その現象をカメラに収めるべくゴシップビデオトピックス社の林ディレクターと吉川カメラマンが消える男・浦尾透の元を訪ねるというストーリーが描かれている。

「クリエイターズ・ファクトリー」の同部門には101本の応募作が集まり、ノミネートされたのはそのうちの17作。10月17日にオンラインで行われた授賞式で、審査員長の春日太一氏は「とにかく大激戦で、どれがグランプリを獲ってもおかしくないというよりは、17作品がすごかった。そこで勝ち抜いた1作品です」と前置きした上で、「手作りの良さもあったけど、2人のお芝居がよかった。最後はハッピーエンドで、ラストカットまでよかったので全員満点評価です」と絶賛した。

山元環監督は「僕ら兄弟3人、コロナがきっかけでやっと一緒にモノを作れる時間ができたので、暇ではなく自粛期間中も忙しかったです。世の中的にはネガティブな流れになりましたが、自分たちはポジティブに動け、原動力としてはすごく未来が明るいんじゃないかなという気がしていたので、今回グランプリをいただけて本当によかった」と喜びをあらわに。「なかなか映画祭に引っかからず、なぜだろうという思いが……」ともどかしさもあったと明かしつつ「僕らは楽しんで作った」と自信を覗かせると、春日氏は「それが伝わってきました。楽しい雰囲気とともに、それに甘んじることなく技術なども含め丁寧に作られていました」と評価した。

また、受賞を受けてヤマゲンのコメントも到着。「コロナでお笑いライブもなくなって、人に会えなくなって、全部が止まってしまった。そんなときに会えるのは東京にいる兄弟だけだけでした。俳優と映画監督の弟たちも仕事がすべてなくなっていた。兄弟で前々からやろうと話していたFUTANOGO。こんな時代やからこそ、人に会いに行く映画を作りました」と「ブラック」について説明し、「これを機に山元三兄弟で思いっきりなんかやっていきます。海外の国際映画祭も視野に入れてます。海外行きたいんです。旅行でもいいですけど。ほんまに、映画だけでなく、このほかにもいろいろと構想があるので、皆さんFUTANOGOを楽しみにしてて下さい!」と今後の展望を語った。「ブラック」はYouTubeで公開されているほか、本日10月19日12時まで「京都国際映画祭」のオフィシャルサイトで視聴できる。

なおヤマゲンはネコニスズとしてYouTubeチャンネル「ネコニスズの昼休みチャンネル」を展開中。こちらも併せてチェックしてみては。

ネコニスズ コメント

舘野:芸人としてもう何かを成し遂げたかのような立ち振る舞いでやっていこうと思っています! 目指せ100万人。

ヤマゲン:学校の昼の休み時間を覗き見してる感じで、昼飯食いながら見て下さい。できるだけ素の自分たちを見て行きたいと思います。そして、僕らが見て笑えるやつをやり続けたいです。1日に1回誰かはバズってるんで、順番待ちして気長にバズっていきます!

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