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永瀬廉&伊藤健太郎、映画『弱虫ペダル』クランクアップ 「青春を体験して欲しい」

リアルサウンド

20/6/19(金) 12:00

 映画『弱虫ペダル』がクランクアップを迎え、永瀬廉と伊藤健太郎のクランクアップ写真が公開された。

【写真】『弱虫ペダル』キャスト

 本作は、2008年に『週刊少年チャンピオン』にて連載が始まり、現在までで64巻が既刊されている渡辺航の人気コミックを初めて実写映画化するもの。主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道。あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会ったかけがえのない仲間たちのために、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を覚えていく。

 主人公の小野田坂道役でKing & Princeの永瀬が主演を務め、坂道のライバル・今泉俊輔役を伊藤健太郎、自転車競技部のマネージャー・寒咲幹役を橋本環奈が演じるほか、坂東龍汰、竜星涼、柳俊太郎、菅原健、井上瑞稀(HiHi Jets)、皆川猿時が出演する。

 2月初旬にクランクイン後、緊急事態宣言を受け、止む無く撮影が中断となっていた本作の撮影現場。宣言解除後の6月某日、細心の注意を払いながら、撮影が再開され、クランクアップを迎えた。この日の撮影シーンは、永瀬演じる主人公・小野田坂道と伊藤演じる今泉俊輔の2人がロードレース対決をする重要な場面。無事クランクアップを迎えた永瀬は「今日の激坂はとにかくキツかった! でも、皆でずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」とコメントし、伊藤は「俺も今日が1番キツかった! 寒い時期から暑い時期までかかりましたが、無事に怪我なくクランクアップできてよかったです」と振り返った。改めて2人とも「当たり前の出来事が経験できなくなった今だからこそ、是非劇場で僕らの頑張りを見て、青春を体験して欲しいです」とコメントをしている。

 自転車競技部を舞台とした本作では、スタッフが様々な準備や撮影の検証を重ね、キャストもハードな自転車練習を繰り返した。自転車での走行シーンはCGや合成ではなく、実際にキャストたちが走行し、カメラカーと並走しながらの撮影は、緊張感もあり、その中で自転車の技量やお芝居、車とのスピード調整をコントロールしながらの走行。そのため、かなりの自転車の練習量に永瀬以外の伊藤らチーム総北のメンバーたちも体力作りに加え、何度も何度もフォームをビデオで確認して練習に励んだ。練習を積んだ甲斐があり、坂道が坂を上るシーンの撮影では、自転車監修を担当した選手経験者でも「登るのがキツイ」と言っていた坂をスピード落とさず登り切るほどに。地獄の特訓を乗り越えたからこそ実現できた姿が劇中に収められている。

※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記

(リアルサウンド編集部)

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