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楽天が手がけるハリウッド映画第1弾は無人島サバイバル、「Beast」製作決定

ナタリー

20/2/20(木) 11:06

モリーナ・バッカリン (c)Robert Ascroft

2019年に、映画の製作・配給を手がけるThe H Collective, Inc.との合弁会社Rakuten H Collective Studioを設立した楽天。このたびRakuten H Collective Studioの製作第1弾作品となる「Beast(原題)」の詳細が発表された。

本作は飛行機事故で南太平洋の無人島に遭難した女性ジェシカを主人公にしたサバイバルスリラー。彼女が愛する子供たちのもとへ戻るため、心に抱える闇や想像を絶する恐ろしい現実に立ち向かっていくさまが描かれる。ジェシカを演じるのは「デッドプール」にヒロイン役で出演したモリーナ・バッカリン。

脚本をアーロン・W・サラが手がけ、監督を「コン・ティキ」「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」のエスペン・サンドベリが務める。サンドベリは本作を「自らのために闘う勇気と強さを見出し、これまで抱えていた被害者意識から自分を取り戻す女性を描いた物語」と説明。「心理的にも身体的にもサバイバルストーリーであり、観客を魅了し興奮させるだけでなく、インスパイアさせることができるものになると確信しています。ホラー、スリラー、アクション、ヒューマンドラマを掛け合わせた新しいジャンルを作ります。強い女性像と大切なテーマを描いた、今の時代にこの上なくぴったりな作品です」とコメントしている。

またThe H Collective, Inc.の製作担当プレジデントであるシェリル・クラークは「監督は『あらゆる困難に立ち向かう』という、サバイバル映画に不可欠な要素を愛するストーリーテラーとして、素晴らしい経歴を持っています。私は彼ほどの情熱と明確なビジョンを持った映画監督に会ったことがありません。監督と私は、最初の顔合わせの時点でモリーナに強く惹かれてしまいました。彼女だからこそ、ジェシカの壮絶な人生を表現できると期待しています」と述べた。

「Beast」は3月末にニュージーランドでクランクイン。

(c)Rakuten H Collective Studio

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