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金沢21世紀美術館の収蔵品から「現在地」捉える展覧会

CINRA.NET

19/9/13(金) 20:00

展覧会『現在地:未来の地図を描くために』が、9月14日から石川・金沢21世紀美術館で開催される。

今年10月で開館15周年を迎える金沢21世紀美術館。15周年を記念する『現在地:未来の地図を描くために』展は、同館のコレクションを中心とした展示作品から、「今ここ」を「現在地」として同時代の作家による世界への眼差しを捉えて紹介するというもの。9月14日から開催される「現在地[1]」、10月12日から開催される「現在地[2]」の2部構成で行なわれる。

「現在地[1]」では、コレクション作品を軸にエリアス・シメ、ジュディ・ワトソン、ムン・キョンウォン&チョン・ジュンホ、ティファニー・チュンらの作品を同館で初展示。さらに演劇ユニット・Port Bを主宰する高山明が、世界各所にあるマクドナルドを大学に見立て「知のベルト」を創出しようと試みるプロジェクト『マクドナルドラジオ大学』など、約50作家の70作品を紹介する。

約60作家の140作品が公開される「現在地[2]」では、同館がコレクションする工芸作品を一つの展示室で多数展示。「雲龍庵」北村辰夫や山村慎哉などの漆や貝を用いて制作される蒔絵、大樋陶冶斎(十代長左衛門/年朗)の大樋焼など、藩政期に石川で始まった伝統的な技法用いて制作された作品や、田嶋悦子や桑田卓郎ら工芸の領域を広げる作品も登場する。「現在地[2]」は会期中に展示替えが行なわれる。

展示作品にはエルネスト・ネト『身体・宇宙船・精神』、マチュー・ブリアン『SYS*017.ReR*06/PiG-EqN¥15*25』、クリス・バーデン『メトロポリス』、エル・アナツイ『パースペクティブス』など、過去に金沢21世紀美術館の展覧会で話題を集めた作品や、田中敦子『work』、小谷元彦『ドレイプ』、西山美なコ『SugarCrown』といった収蔵後初公開となる作品も含まれる。

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