EXILE TETSUYA（EXILE、EXILE THE SECOND）が学長を務める「EXPG高等学院」のオンライン入学式が5月7日に開催された。

「EXPG高等学院」は、LDHの所属アーティストを多く輩出してきた総合エンタテインメントスクール「EXPG STUDIO BY LDH」と、ドワンゴが運営する通信制学校法人「角川ドワンゴ学園N高等学校」が提携した教育機関。当初は4月に開校し、東京、大阪、愛知のEXPGでダンスレッスンがスタートする予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、当面の間はカリキュラムを変更してオンライン授業が行われる。

ニコニコ生放送を通じて行われたオンライン入学式に出席したTETSUYAは「ついにこの日がやってきました。僕も楽しみにしていましたし、EXILEメンバーをはじめLDHのアーティストたちもこの学校のスタートを楽しみにしています。ご入学本当におめでとうございます」と1期生118名に式辞を述べ、「夢はすべて叶えてほしい」「全員と友達になってほしい」とメッセージを送った。新型コロナウイルスによって先の見えない現状にも言及し「世界中のダンサーが今できることを模索していますし、未来のダンスの表現のかたちは誰にもわからなくなった」と「今までとは違った可能性も無数に広がっているということ。そのダンス界の未来を作るのは僕たちや、皆さんです。夢を一緒に叶えていきましょう」と力強く語った。

オンライン入学式にはEXPG STUDIO BY LDH出身で、同校の特別講師を務めるGENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太も出席し、「アーティストになりたい、ダンサーになりたい、なんでもいいので自分の持っている夢を積極的に発信していってください。夢を発信することによって、それが言霊となってその夢が近付いたり、同じ夢を持った仲間が集まったり、その仲間が集まってできた大きな輪が次の夢につながったり、さまざまなビジョンが広がります。一生に一度しかない皆さんの3年間が、輝かしいものになることを心から願っています」と祝辞を述べた。

ビデオ通話で参加した東京校の酒井優斗氏は生徒を代表し「波乱の幕開けとなりますが、これから始まる高校生活には皆、期待を抱き、さまざまな夢や目標を持っています。ダンスだけではなく、勉学にも積極的に取り組み、1期生として恥じないよう努力したいと思います。3年後の卒業式にはそれぞれが目標を叶えて一堂に会したいです」と力強く宣誓した。式を終えたTETSUYAは「こういう環境になってしまったのは非常に残念でありますが、皆さんの入学式をオンラインでも成し遂げられたというのがすごくうれしく思います」と心境を語り、中務も「オンラインという形ではありましたが、生徒の皆さんにもワクワクしてもらいたいなという思いで、自分の正直な思いを話させていただきました。全力でサポートさせていただきたいなと思っています」と意気込みを語った。授業開始となる5月11日にはTETSUYA自らが特別講義を行う予定で、「今まで夢を叶えさせてもらってきたので、その夢の叶え方を大放出して、惜しみもなく生徒の皆さんにお伝えしたい」と、夢をテーマとした講義を計画している。