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ハローキティ映画の監督が決定、実写とアニメを合わせたハイブリッド作品に

ナタリー

21/3/3(水) 10:00

左からハローキティ、ジェニファー・コイル、レオ・マツダ。

ハローキティ初のハリウッド映画の監督が、ジェニファー・コイルとレオ・マツダに決定した。

タイトル未定の本作は「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのニュー・ライン・シネマと「ジャングル・クルーズ」のフリン・ピクチャーが企画を進めているもの。Netflix映画「シエラ・バージェスはルーザー」のリンジー・ビアが脚本を手がける同作は、実写とアニメーションのハイブリッド作品となる。

コイルは動画配信サービス・HBO Maxのアニメ「Harley Quinn(原題)」シリーズの監修や、「Bob's Burgers(原題)」「スペクタキュラー・スパイダーマン」の監督を担当してきた人物。「大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています」とコメントしている。

もう1人の監督であるマツダは、ディズニーの短編アニメ「インナー・ワーキング」で監督を務めた日系ブラジル人。「ベイマックス」「ズートピア」などにも携わった彼は「世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当にうれしく思います」と述べた。

なお映画の公開時期は現時点で未定。

ジェニファー・コイル コメント

マツダ氏とともに監督に起用されたことを非常にうれしく思っています。これは人気キャラクターに息を吹き込み、ハローキティが代表する愛、友情そして共生というメッセージを広める貴重な機会でもあります。キティならではのもたらす喜びと幸せをまさに世界が必要としています。大きな笑顔をもたらす大きな仕事になりますが、フリン・ピクチャー社とニュー・ライン・シネマ社の仕事に関わることができることを非常に光栄に思っています。

レオ・マツダ コメント

日系ブラジル人として小さいときから遊び心に富んだハローキティに囲まれていて、個性の大切さを教わりました。コイル氏とともにフリン・ピクチャー社、ニュー・ライン・シネマ社と一緒に世界的に愛されているキャラクターに関わる素晴らしい機会に恵まれ、そのサンリオキャラクターのストーリーをさらに発展させることができることを本当にうれしく思います。

リチャード・ブレナー(ニュー・ライン・シネマ プレジデント兼チーフクリエイティブオフィサー)コメント

サンリオと同社辻信太郎会長が40年以上掛けて作り上げてきた、ハローキティをはじめとする忘れがたいサンリオキャラクターたちと深いつながりを持っているコイル氏とマツダ氏の両監督が、創像力、才能、そして心を、このハローキティの世界と映画を通して生かすことができるのを、私たちは非常に幸運に思っています。

(c)2021 SANRIO CO.,LTD. PHOTO:Andrew Marlin PHOTO:Peter Lefevre Photography

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