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高畑充希×柳家喬太郎×大久保佳代子『浜の朝日の嘘つきどもと』本予告&ポスター公開

ぴあ

『浜の朝日の嘘つきどもと』 (c)2021 映画『浜の朝日の嘘つきどもと』製作委員会

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映画『浜の朝日の嘘つきどもと』の全国公開日が9月10日(金)に決定。あわせて本予告とポスター、追加キャストとして竹原ピストルの出演も発表されている。

本作は映画『百万円と苦虫女』『ロマンスドール』など多くの話題作を世に送りだして来たタナダユキ監督が、主演に高畑充希を迎えオリジナル脚本で挑んだ意欲作。福島県・南相馬に実在する映画館「朝日座」を舞台に、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身26歳の茂木莉子(本名:浜野あさひ)が恩師との約束である「朝日座」の再建のため、小さな“嘘”をついてでも映画館を守ろうと奮闘する物語だ。

主演を務める高畑充希とタナダ監督は今作が初タッグ。そして「朝日座」の支配人・森田保造は今最もチケットが取れないと言われる落語家の柳家喬太郎、莉子の高校時代の恩師・田中茉莉子役には女優としても多くの作品に出演している大久保佳代子。さらに甲本雅裕、佐野弘樹、神尾佑、光石研、吉行和子という個性溢れる豪華俳優陣が集結している。

解禁された本予告は、高畑充希演じる浜野あさひが、高校時代の恩師である田中茉莉子(大久保佳代子)と病室で交わした「朝日座を立て直してほしい」という約束を守るため、福島県・南相馬の朝日座を訪れるところからスタート。しかし、閉館を決意し映画のフィルムを焼いている朝日座の支配人・森田保造(柳家喬太郎)を目にした浜野あさひは、とっさに「茂木莉子」と偽名を名乗り、親戚の遺言で朝日座を立て直さなければならない、と宣言するのだった。



はじめは莉子に半信半疑で「映画じゃ、人は救えねえ」と諦め気味だった森田だが、クラウドファンディングに取り組んだり、ビラ配りに奔走する莉子の熱意に徐々に心を動かされていく。そして、その熱意のきっかけとなる茉莉子の微笑む表情と「ひとりの迷える女の子をここまでの映画好きにできたんだから、上出来かな」というセリフが、先生と生徒の関係を越えたあさひと茉莉子の物語っている。

その他にも、莉子と森田のコミカルな掛け合い、『キッズ・リターン』(1996年 / 北野武監督)を彷彿とさせる「バカヤロー!まだ始まっちゃいねーよ」というセリフや、相馬野馬追(そうまのまおい)の馬が道路を闊歩しながフンを落としていくカットなど、ユーモラスで魅力的なシーンが詰まった内容に仕上がった。

併せて発表となったポスターは朝日座の前で自転車にまたがり、強い表情でこちらを見つめる浜野あさひと遠くを見つめ佇む森田保造、田中茉莉子の姿が。「いらっしゃいませ、ようこそ映画館へ」という言葉の通り、朝日座がつないだ人々の縁や、映画への愛を感じさせる。

さらに福島中央テレビ開局50周年記念作品として昨年放送された、ドラマ『浜の朝日の嘘つきどもと』で高畑充希と共にW主演を務めた竹原ピストルが、本作にも出演。ドラマの前日譚となる本作だが、彼がどういった形で出演をしているのかにも注目したい。

『浜の朝日の嘘つきどもと』
9月10日(金)全国公開
(福島県では8月27日(金)先行公開)

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