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いま、最高の一本に出会える

「葬式の名人」完成披露舞台挨拶の様子。左から高良健吾、前田敦子、樋口尚文。

「葬式の名人」監督はあつヲタ、前田敦子も「個人的にすごく好きな映画」とアピール

ナタリー

19/8/29(木) 20:51

「葬式の名人」の完成披露舞台挨拶が本日8月29日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの前田敦子、高良健吾、監督の樋口尚文が登壇した。

川端康成の作品群を原案とした本作は、高校の卒業から10年経ったある日、突然逝ってしまったクラスメイトの死を軸にした青春ファンタジー。やりきれない思いで集まった同級生たちは、ひょんなことから母校の中で通夜を開くことに。一夜限りの“同葬会”に集まった大人たちの不思議な体験がつづられる。川端の母校・大阪府立茨木高等学校を中心に2018年8月に茨木市オールロケで撮影された。大阪・イオンシネマ 茨木で先行公開され、たった1館の上映ながらすでに動員8000人、興行収入1000万を記録している。

小学生の息子を持つシングルマザー渡辺雪子を演じた前田は「茨木の皆さんに受け入れてもらえたのがうれしかった。それだけですべて報われた気がします。この間も大阪で6回くらい舞台挨拶したんですが、毎回満席でありがたいなという気持ちでいっぱい」と笑顔を見せる。雪子の同級生である茨木高校の野球部顧問・豊川大輔役の高良は、全編関西弁での演技に不安もあったそうで「実は関西弁への苦手意識を克服したい!という思いでも出演してます」と述懐。「単語のイントネーションだけじゃなくて言葉の流れとか、全部ムズいんです。見てみてください、勢いです(笑)」と続けた。現場では、脚本とプロデューサーを担当した大阪出身の大野裕之が方言指導として付いていたという。

映画評論家としても活動している樋口は「以前からあっちゃんの演技を大肯定していました。その積み重ねが7、8年あった」と回想する。前田のファンから「あつヲタ監督」と呼ばれていることに触れ「ずっと演技を見てきて、あっちゃんで映画を撮りたい思いが常にありました」とオファー理由を明かす。前田は「本当に映画を愛している監督の映画って、それだけでそそられてしまいます。樋口監督はいつも陰で応援してくださっていたので、その恩返しも込めて、がんばらせてもらえたら!と思いました」と出演理由を語った。

最後に樋口は「青春ファンタジーの器の中にホームドラマもあり、コメディもあり。さまざまな要素が越境して混在している若々しいプログレッシブな映画です」とコメント。また高良は「すでに2回観てるんですが、まだ感想をうまく言えない。でも“ジャンル=葬式の名人”とだけは言えるんです。少し不思議な、夏にぴったりな映画をぜひ楽しんでください」と呼びかけ、前田は「個人的にすごく好きな映画です。皆さんにもそう思ってもらえたらうれしい。いろんな世界に行けると思います。堪能してください」と話し、イベントの幕を引いた。

「葬式の名人」はイオンシネマ 茨木で先行公開中。9月20日より全国ロードショーとなる。

(c)“The Master of Funerals” Film Partners

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