Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

ぴあ

いま、最高の一本に出会える

中国舞踊界の至宝、ヤン・リーピンの渾身作が来日

ぴあ

19/2/21(木) 0:00

中国の至宝と謳われるダンサーであり、演出家としても高い評価と名声を得ているヤン・リーピン。日本でも披露された『シャングリラ』や『孔雀』では芸術監督と主演を兼ねてきた彼女が、出演をせず、芸術監督に徹して練り上げたという新作『覇王別姫~十面埋伏~』が本日2月21日(木)、オーチャードホールにて開幕する。ロンドンのダンスの殿堂サドラーズ・ウェルズ劇場を皮切りに、世界各地で上演され絶賛されてきた舞踊スペクタクルだ。

題材となるのは、中国史上最も壮大な物語のひとつとして知られる「覇王別姫(はおうべっき)」。秦の始皇帝亡き後、群雄が割拠するなかで起こる項羽と劉邦の戦い、そして最期を悟った項羽と虞美人の悲恋が、中国の伝統舞踊や武術、太極拳、さらにはヒップホップ、バレエ、コンテンポラリーなど様々なジャンルのダンスによって描かれていく。なかでも大きな見どころとなりそうなのが、京劇の伝統に則って男性が演じる虞美人が、項羽とともに披露するデュエット。その妖艶な舞に、稽古を見ていたリーピン自身も涙したという逸話が残されている。

だが見どころはダンスだけではなく、アカデミー美術賞受賞者のティム・イップらが手がけた2万本のハサミが登場するという舞台セットや、副題にもなっている中国十大古曲のひとつ「十面埋伏(じゅうめんまいふく)」の中国琵琶による生演奏なども大いに気になるところ。すべての要素が融合した時に果たしてどんな舞台が生まれるのか、劇場で体感したい。

2月24日(日)まで。前売りチケットは完売。当日券は、各公演、開演1時間前よりオーチャードホール当日券売場にて、あれば座席券(席種未定)と立見券(3500円、20枚前後)を同時に販売。

文:町田麻子

アプリで読む