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ティモシー・シャラメが王冠を被り、王族衣装に身を包む Netflix映画『キング』本予告編公開

リアルサウンド

19/10/25(金) 12:00

 11月1日より配信開始されるNetflix映画『キング』より、本予告映像が公開された。

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 未来の英国王でありながら王室の一員としての暮らしを拒み、何年もの間、民衆に混じって自由気ままに生きてきた王子ハル(ティモシー・シャラメ)。しかし、国王である父の死後、ヘンリー5世として王位を継承した彼に突き付けられたのは、これまで避けていた厳しい現実だった。親友の年老いたアルコール依存症の騎士ジョン・フォルスタッフ(ジョエル・エドガートン) との人間関係や王室の過去のしがらみに悩みながらも、若き王が、戦争と混乱の時代にたくましく成長していく姿を描く。

 監督を務めるのは、ブラッド・ピット主演『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』のデヴィッド・ミショッド。主人公である若きヘンリー5世・ハル王子を『君の名前で僕を呼んで』で第90回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたシャラメが演じる。ハルの親友・ジョンを演じるのはジョエル・エドガートンで、ミショッド監督と共同で脚本も担当している。さらに、フランスの王太子役にロバート・パティンソン、ハルの妃キャサリン王女役にリリー=ローズ・デップが名を連ね、ショーン・ハリス、ベン・メンデルソーンらが脇を固める。

 公開された本予告映像では、ハルがヘンリー5世として王冠を被り、王族衣装に身を包む姿や、困難を乗り越えながら、甲冑に身を固めてフランスとの壮大な戦争に身を投じていく姿が描かれている。

 ミショッド監督は「ヘンリー5世を描いた作品によく見られる国家主義を誇張せず、権力や妄想、貪欲や傲慢、恐怖や家族を取り巻く困難な状況が、戦争を引き起こしかねないという部分に光をあてた作品です」とシェイクスピアをはじめとして描かれてきた作品とは異なり、より人間ドラマに焦点を当てた作品であると明かす。「ハル王子を演じるのはティモシーしかいなかった」とミショッドに言わしめたシャラメは、「これまでに参加した映画の中で最大規模の映画で素晴らしいストーリーだ。でも、監督は、スケールが大きくなったとしても事実に即したストーリーテリングをしているんだよ」と語り、さらに「僕はこれまで、守られる必要のある感情的な役を演じることが多かったけど今回は全く違う。国を率いる王を演じるためには、ポーカーフェイスで自分自身を守る力が必要なんだよ」と本作で新たな境地へ挑戦していることを熱く語っている。(リアルサウンド編集部)

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