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【公演中止】明治座 三月花形歌舞伎

20/2/29(土)

吉田家の息女桜姫はある夜強盗に入った権助に一目ぼれ、関係を持ち妊娠してしまう。高僧の清玄の下へ尼になるためやってくるが、清玄自身も破戒僧となって追放され、桜姫につきまとう。その清玄を殺し、権助の女房となり女郎屋へ身を売る姫。その枕元へ清玄の幽霊が出ると噂になり……。 とんだお姫様の桜姫。子供まで生み、身をやつすのも全て恋しい男のため。自ら進んで堕ちていく。だが最後には、犯した罪も因果も振り払い、吉田家を没落の危機から救い、時代物の「隅田川」の世界へと戻っていく。この”回収”のしかたは鶴屋南北のお家芸らしくてわくわくする。 二人の腕に同じ鐘と桜の彫り物を見つけ、 「ヤ、この彫物は」 「そなたの腕に」 「ムム。そんならこれを、あの折に」 と最初の出会いの夜を思い出す2人。 桜姫といえば片岡仁左衛門(当時・孝夫)と坂東玉三郎の一場面を思い出す人も多いだろう。若いころは楽屋の薄い壁ごしに、演技について議論も喧嘩もしたとか。そんな中から孝玉コンビによる心蕩かすような数々の舞台が生まれてきた。 8年前歌舞伎座で、中村福助の桜姫で上演されて以来だ。今回は明治座で中村勘九郎の清玄/釣鐘権助の二役、中村七之助の桜姫。イキの合った二人ならではの新コンビによる『桜姫』を目に焼き付けたい。

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