『ミラベルと魔法だらけの家』日本版ポスター (C) 2021 Disney. All Rights Reserved.
ディズニ・アニメーション・スタジオが今冬贈る、ミュージカル・ファンタジー『ミラベルと魔法だらけの家』の日本版ポスターが公開された。
主人公ミラベルは、活気溢れる南米コロンビアの奥地に佇む、魔法の力を持つ不思議な家に生まれた女の子。ミラベルが住むマドリガル家に生まれた子供たちは、1人1人違った個性を持つ魔法のギフトを家から与えられるが、ミラベルはたった1人だけもらえなかったのだった。ミラベルとは違って、魔法の才能を授かったのが、今回日本版ポスターにてお披露目となった、長女のイサベラと次女のルイーサだ。イサベラは、植物を成長させ、花を咲かせる魔法の才能を授かり、彼女の周りにはいつもカラフルな花が咲き乱れる。そしてルイーサに与えられた魔法の才能は“力(パワー)”。強くて力持ちで優れる働き者として、家族や町の人から頼りにされている。授かった力で家族を支える姉たちは何もかも“完璧”な存在である一方で、特別な力を持たないミラベルはいたって“普通”の女の子。自分にはない才能に溢れ、住人から頼りにされている姉達に囲まれることで、心の奥底で疎外感や不安を抱え込みながらも前向きに過ごすミラベルだが、ある日この魔法だらけの家が危険に晒されていることを知り、家族を救うため“魔法”を持たないミラベルが、唯一の希望として立ち上がる。
本作の監督を務めるのは、『塔の上のラプンツェル』や『ズートピア』で監督を務めたバイロン・ハワードと『ズートピア』で共同監督、脚本を手掛けたジャレド・ブッシュ。ディズニー長編アニメーション60作目となる記念すべき本作で、『ズートピア』以来、再びタッグを組むこととなる。ジャレドはミラベルについて「僕らは観客がリアルで、人間らしいと感じ、愛してしまうキャラクターにしたかった。欠点があるけれど、それもまた可愛いと感じてしまうような。彼女は典型的なヒーローではないけれど、多くの人が共感を覚えてくれると思うよ。」と特別な力を持たないヒロインだからこそ生まれる魅力を語る。魅力的な才能に溢れる姉や家族と共に過ごす中で、危機が訪れた時、唯一の希望となる魔法の才能を持たないミラベルは私たちに<奇跡を起こす方法は、魔法だけじゃない>と勇気を与え、背中を押してくれる存在になりそうだ。
またミラベルが住む世界の美しさや心惹かれる魔法の数々を盛り上げる本作の楽曲を手掛けるのは、ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞しているリン=マニュエル・ミランダ。今やエンターテイメント界に欠かせない存在の彼が、『モアナと伝説の海』以来4年ぶりに一体どんな名曲の数々を生み出すのか期待が高まる。
感動の名作を作り上げてきたバイロンとジャレド、そして世界にその名を轟かせてきたリンの豪華タッグが描く、<魔法×音楽>に満ち溢れた新たなディズニー・アニメーション。なぜミラベルだけ魔法の才能を持たないのか?魔法だらけの家に隠された秘密とは?ぜひスクリーンで、真実に迫ってほしい。
『ミラベルと魔法だらけの家』
11月26日(金)より公開