「天然コケッコー」『コーラス』(集英社)1994年8月号 扉 (c)くらもちふさこ/集英社
1972年にデビューし、第一線で活躍し続けるマンガ家・くらもちふさこの画業をたどる初めての個展『デビュー50周年記念 くらもちふさこ展―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで―』が、1月29日(土)より弥生美術館にて開催される。
初連載となった「おしゃべり階段」や「いつもポケットにショパン」で人気を確立。1970~80年代は『別冊マーガレット』(集英社)の看板作家として活躍し、独特な画面構成で表現した繊細な心理描写や、多彩かつ最先端な表現方法は、多くのマンガ家に影響を与えた。
2018年放送のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」では、「いつもポケットにショパン」の実際の作品が登場し、話題になったことも記憶に新しい。
同展では、「東京カサノバ」「A-Girl」「天然コケッコー」など、名作の原画を一挙公開。美しいカラーイラストはもちろんのこと、これまで展示されることのなかった貴重なカラーページなど、初公開原画も多数展示される。
また、展覧会限定のオリジナルグッズやコラボドリンクも登場予定。くらもちふさこの漫画の世界を隅々まで堪能したい。
【開催概要】
『デビュー50周年記念 くらもちふさこ展―デビュー作から「いつもポケットにショパン」「天然コケッコー」「花に染む」まで』
会場:弥生美術館
会期:2022年1月29日(土)~5月29日(日)※会期中展示替えあり
時間:10:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日:月・火曜(3月21日、5月2日、3日は開館)
料金:一般1000円、大高900円、中小500円
美術館公式サイト:https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html
※竹久夢二美術館も観覧可
※入館にはオンラインによる事前予約(日時指定)が必要