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企画展 1930ローマ展開催90年 近代日本画の華―ローマ開催日本美術展覧会を中心に―

20/9/2(水)

いまから90年前の1930年、ムッソリーニ率いるイタリアの首都ローマで「日本美術展覧会」が開かれた。通称「ローマ展」とも呼ばれるこの展覧会には、横山大観、川合玉堂、竹内栖鳳、伊東深水、鏑木清方ら戦前の日本画壇の「STAR」たちが結集。洋画家が一人も選ばれなかったのは、西洋美術史の元締めみたいなイタリアに持っていっても玉砕必至と、最初からわかっていたからだろう。じゃあ日本画は通用したのかといえば、どれだけ理解されたのかは知らないけれど、少なくとも西洋画とはまるで違った見方や描き方をしてるんで、珍重されたことは確かだろう。この展覧会を全面支援したのが、大観のパトロンであり、大倉集古館を設立した旧大倉財閥の2代目の大倉喜七郎だった。

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