愛知・蟹江町は堤幸彦の協力のもとショートムービー『死体蝋燭』を制作。本日3月30日から蟹江町のYouTubeチャンネルで公開されている。

蟹江町出身の小説家・小酒井不木の生誕130年を記念して制作された同作。小酒井不木は作家としての活動のほか、医学者、翻訳家としても活動していた人物で、江戸川乱歩や横溝正史らとの交流があったことでも知られている。1929年に39歳で逝去したが、大正から昭和初期の約5年で140作以上の作品を執筆。現在ではその多くが絶版となったことを受け、酒井不木の同名小説をもとに蟹江町のシティプロモーションの一環としてショートムービーが制作された。

ショートムービーは、ある嵐の晩に和尚と小坊主の法信が蝋燭の灯りだけを頼りに寺の見回りを行なうが、怯える法信に対して和尚から蝋燭に隠された衝撃の事実が告げられるというあらすじだ。主演は堤幸彦と親交が深い日本舞踊西川流四世家元の西川千雅。

蟹江町は第1弾『死体蝋燭』を皮切りに、第2弾、第3弾の制作を計画している。