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欅坂46×けやき坂46「ジングルベル」で本格コラボなるか? これまでの『FNS歌謡祭』出演振り返る

リアルサウンド

18/12/5(水) 13:00

 12月5日に放送される年末恒例の音楽特番『2018 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第1夜で、“欅坂46×けやき坂46”のコラボにより、クリスマスの定番ソング「ジングルベル」が歌われる。

(関連:欅坂46、“21人の絆”という呪縛から解放? けやき坂とのコラボから見えたグループの未来図

 この2組のコラボと言えば、先日11月15日に放送された『ベストヒット歌謡祭2018』(読売テレビ・日本テレビ系)で、“史上初のコラボ”と題されて話題となるものの、どちらかというと、当日舞台で欠席となった欅坂46(以下、漢字欅)のメンバーの空いたポジションに、けやき坂46(以下、ひがなけやき)がヘルプとして入る形であった。完璧なパフォーマンスを披露し、欅坂の歴史においてはとても大きな一歩となったが(詳しくは以前に書いた記事を参照)、コラボという観点では正直一般視聴者には伝わりづらかったのではないだろうか。今思えば『ベストヒット歌謡祭2018』オフィシャルサイトでは、漢字欅の項目しか設けられていなかったのだが、今回の『2018 FNS歌謡祭』オフィシャルサイトには、しっかりと2グループの名前が同列で並んでいることから、いよいよ本格的なコラボになるのでは? と期待が募る。

 これまでの『FNS歌謡祭』での漢字欅のコラボを振り返ると、やはり昨年の“平井堅×平手友梨奈”のコラボが強く印象に残っている。平井の「ノンフィクション」に合わせ、平手が制服姿で身を削るようなコンテンポラリーダンスを披露。平井の情熱的な歌の世界観を見事に表現し、大きな話題となった。後に平井が発表した「知らないんでしょ?」は、平手とのコラボで衝撃を受け「この世界を歌にしたい」と思って作ったと『MUSIC FAIR』(フジテレビ系)で語っている。コラボ相手である平井に1曲作らせるほど影響を与えた平手のパフォーマンスは、実に劇的であった。

 同年にはもう一つコラボがあり、“どうぶつビスケッツ×PPP×欅坂46”として、漢字欅の上村莉菜、小池美波、長濱ねる、原田葵が「ようこそジャパリパークへ」(テレビ東京系TVアニメ『けものフレンズ』主題歌)を歌い、いつもの漢字欅とは真逆のラブリーな世界観を表現。おそらく今回の「ジングルベル」は、ハッピーオーラ満載のひらがなけやきとのコラボということもあり、こちらの路線に近いのかもしれない。そうなると平手は参加するのだろうか? 非常に気になるところである。

 2016年には、“ゴスペラーズ×平手友梨奈”が「ミモザ」でコラボし、「二人セゾン」期のフレッシュな平手がゴスペラーズに混ざって歌唱した。2015年のコラボでは、“乃木坂46×AKB48×欅坂46”が「制服のマネキン」を披露。この時の漢字欅はまだデビュー前で(デビューシングル『サイレントマジョリティー』は2016年4月6日リリース)、テレビ初パフォーマンスとなった。それぞれグループごとにパフォーマンスが割り当てられ、漢字欅パートのフォーメーションは、センターに平手、その両脇を今泉佑唯と小林由依が挟むという3トップの形で、漢字欅の原点が見られた貴重な回。そんな先輩たちのバックアップがあった上で世間へのお披露目となった漢字欅だが、2018年の今回は立場が逆になる。実力はあるとは言え、まだまだ地上波での露出が少ないひらがなけやきを、漢字欅が世間にお披露目するという意味でのコラボになるのではないだろうか。

 そんな中、放送直前になり、急転直下のごとく新たな楽しみが増えた。それは12月4日に生放送された『うたコン』(NHK総合)で漢字欅が「アンビバレント」を披露した際に、新加入する漢字欅2期生から武元唯衣、田村保乃、松田里奈が参加し、21人でパフォーマンスするという、まさに予測不能な出来事が起こった。というのも、漢字欅2期生はまだ全メンバーが発表されていない状態。もちろん2期生が出演するという事前情報もなかった。『2018 FNS歌謡祭』が放送される頃には新メンバー全員が発表されている可能性もあり、もしかすると2期生お披露目の場になるかもしれない。そういった意味でも、相変わらず何が起きるか分からない“欅坂46×けやき坂46”のコラボに注目だ。(文=本 手)

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