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THE CHARM PARK、新曲&遊び心たっぷりのステージで楽しませたツアー千秋楽

ナタリー

20/2/15(土) 13:19

「THE CHARM PARK TOUR 2020」LIQUIDROOM公演の様子。(撮影:勝永裕介)

THE CHARM PARKのライブツアー「THE CHARM PARK TOUR 2020」が、2月13日の東京・LIQUIDROOM公演をもってファイナルを迎えた。

昨年11月にリリースした最新アルバム「Reverse & Rebirth」を携えて、全国7都市を回ったCHARM。最終公演では気心が知れた小川洋行(B)、金藤稔人(Key)、マーク・スタイン(G)、神谷洵平(Dr / 赤い靴)といったバンドメンバーたちと新曲を含め全18曲をパフォーマンスした。

ステージに駆け込むように登場したCHARMは、まずはフロアに向かって深々とお辞儀をしてファンに挨拶。そしてギターを高らかに奏でながら「Imperfection」を歌い出した。曲の途中で彼は「今日はいい日だ」とニッコリと笑い、華麗なタッピングでオーディエンスを惹き付けた。

昨年リリースのミニアルバム「Standing Tall」からの楽曲を中心とした序盤を経て、一旦バンドメンバーは退場。CHARMはキーボードの前に座るとユーモアたっぷりのトークで観客を和ませたあと、バラード調の新曲をじっくりと歌い上げた。続いて彼はステージの中央に戻りアコースティックギターを抱え「そら」を生音で披露。感情を爆発させるようなエモーショナルな歌声を会場に響かせた。1人でのパフォーマンスを終えたCHARMはバンドメンバーを呼び戻し、後半戦の幕開けとして「Don't Stop」をプレイ。この曲ではバンドメンバーが順番にスマホを取り出し、楽器アプリでアンサンブルを紡いでいく。CHARMはチャーミングなサウンドに乗せて軽快な歌声を重ね、「コレが2020です!」と遊び心たっぷりのパフォーマンスに胸を張った。

その後、後半のブロックで披露されたのは、ソリッドでダイナミックなバンドサウンドが炸裂する「Rebuild」や、80年代ポップスを想起させるダンサブルな「Renaissance is Over」など異なるサウンドアプローチが光る楽曲たち。そして、最新アルバムのタイトル曲である「Rebirth & Reverse」でライブはクライマックスへ。ステージ上の5人のアンサンブルと、オーディエンスの歌声が溶け合い、壮大なサウンドスケープが描き出された。

アンコールで披露されたのは「くちづけ」と、新たに発足したファンクラブの名前でもある「Dreamers」の2曲。「Dreamers」の演奏中にCHARMはギターを観客に預け、フロアを1周させたかと思えば、アクロバティックな背面弾きをするなどエンターテイナーとしての魅力を全開に。最後は「また会いましょう!」と破顔して、ツアーに幕を下ろした。

THE CHARM PARK「THE CHARM PARK TOUR 2020」2020年2月13日 LIQUIDROOM セットリスト

01. Imperfection
02. Ordinary
03. Anyone
04. 花が咲く道
05. Still in love
06. Stars colliding
07. タイトル未定(※新曲)
08. そら
09. Don't Stop
10. Rebuild
11. Renaissance is Over
12. Open Hearts
13. Gravity
14. Fly Free
15. カルペ・ディエム
16. Rebirth & Reverse
<アンコール>
17. くちづけ
18. Dreamers

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