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細田守新作「竜とそばかすの姫」主人公役はミュージシャンの中村佳穂

ナタリー

中村佳穂

ミュージシャンの中村佳穂が、細田守の長編アニメ「竜とそばかすの姫」で主人公の声を担当することがわかった。

これは本日6月2日放送の「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」2時間スペシャル内で発表されたもの。中村は、50億人以上が集うインターネット仮想世界「U」と出会う女子高校生のすずと、Uにおいて彼女の分身となる歌姫・ベルに息を吹き込み、本編で流れる楽曲も歌唱する。

中村は、細田自ら「すずを見つけ出す」と意気込んで行ったオーディションで、「彼女こそすずだ!」と絶賛されて同キャラクターを射止めた。彼女は「今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました」と12日間のアフレコを振り返る。そして「初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました」と明かした。

「竜とそばかすの姫」は7月16日より全国でロードショー。成田凌、染谷将太、玉城ティナ、幾田りらもボイスキャストに名を連ねる。

中村佳穂 コメント

実は監督とは、数年前に、奈良でライブをした時にお会いしていて…楽屋に届いた一升瓶を見て「どなたからですか?」と会場の方に聞いたら、「細田監督からです」と言われ、まさかと思っていたら、その奥に監督がいらしたんです。そこからのご縁で何度か演奏をご覧いただいて、本当に気さくに話しかけてくれる素敵な方だなと思っていたのですが、今回オーディションに参加し、まさかこんなご縁に繋がるとは思っていませんでした。
今まで歌を歌うことしかしてこなかったので、アフレコでは最初は監督がおっしゃることを聞いただけでは理解できない部分が多かったのですが、日が経つにつれ、“あ、すずはこういう人なんだ”と、監督の意図が少しずつ見え、だんだん楽しくなっていきました。
初めての経験で何から練習したら良いのか分からなかったので、ベルの時はヒールの高いパンプスを履き、すずの時にはなるべく低い靴を履いて喋ってみたりと、服装に手伝ってもらいながら、すずとベルを演じ分けました。
細田監督の作品の出会いは、高校生の頃、梅田で母と「時をかける少女」を観に行った思い出があります。そんな自分がまさか細田監督の作品に参加することになるなんて、嬉しい気持ちです。

(c)2021 スタジオ地図

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